ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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どじょう

2011-09-05 23:15:24 | 日記

相田みつをの「どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ」という作品を野田新首相が代表選の演説で引用し、ドジョウ演説として話題となっている。

ドジョウと金魚、一見して全く違う魚のように思えるが、実は同じコイ科の淡水魚で同じルーツの魚なのである。

金魚は「金魚すくい」の和金や出目金のように比較的なじみのある魚であるのに対し、ドジョウは「柳川鍋」くらいしか思いあたらないかもしれない。

しかし、実はドジョウはエラ呼吸、皮膚呼吸、腸呼吸の3種類の呼吸方法を持つスーパーな魚で、僅かな水たまりでも生息でき、深いところでも酸素が薄くなれば水面に上がって腸呼吸したりする生命力の強い魚なのである。

  

ところで、野田新首相のドジョウ演説では、自らをドジョウに例え、知名度もルックスもないから人気は期待できないが、ドジョウのように泥臭く地道に努力していきたいという意味が込められていると捉えられている。

金魚=派手なもの、脚光を浴びるものであるかようであるが、果たしてそうであろうか。

金魚は元来、自然界から生み出された魚ではなく、フナの突然変異であるヒブナから人工的に交配を重ねて創り上げられた魚である。

つまり、金魚は人が手を加えたものであり、金魚のまねとは、周りの人から手を加えられ、操り人形と化すもののごとく考えられるのではないか。

 

政府は与党多数派グループの操り人形となることなく、自律的労使関係制度の確立等の公務員制度改革にまい進できるのであろうか。震災復興、社会保障と税の一体改革、財政再建、円高、TPP、普天間問題など問題は山積であり、次期国会でも法案のスムースな審議は困難な状況となっています。

 

我々公務員を取り巻く情勢が益々困難となる中、全財務もドジョウのように泥臭く、要求実現のために努力していかなければならない・・・。

 

≪北陸ナマズ≫


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