ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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連合白書勉強会

2019-01-10 18:50:15 | 主張

あけましておめでとうございます。

中央本部の西です。

昨年度は各地本の皆さんに大変お世話になりました。

中央本部に戻ってきて半年が経ち、やっと感覚が戻ってきたところですが、

年が明けるとイベント等が目白押しで春闘から定期大会まであっという間となります。

流されないように、メリハリをつけて取り組みを進めたいと思いますので

今年もよろしくお願いします。

 

先日ですが、連合が毎年発行している「連合白書」の勉強会に参加しました。

主な要点だけ整理すると、下記事項をグラフ等を用いてわかりやすい説明がありました。

(1)2014年から継続して賃上げが実現しているものの、個人消費に繋がっていない

 原 因:社会保障を含む将来の支出全般に対する不安感から、賃金増加分「消費ではなく貯蓄」に回っている。

     企業利益が従業員に還元されず、株主配当・内部留保に回っている。

 解決策:将来不安の払しょく(賃上げのながれの継続・定着・拡大、セフティーネットの整備)

     ⇒個人消費の増加⇒企業活動の活性化⇒経済成長に寄与「正のスパイラル」への意向

(2)長時間労働による健康不調・過労死・過労自殺、雇用形態の違いによる不合理な賃金・労働条件較差

 超少子高齢化による人手不足⇒「人材の確保・定着」「人材育成」が重要課題

 解決策:現在の「働き方」を根本的に見直す必要あり、職場を熟知する労使が真摯に向き合い

     双方が納得いくまで話し合い、職場環境の改善を図っていく。

 

感想としては、組合役員または財務局職員としてももちろん

一人の日本人として、現在の日本の状況・課題を的確に把握し、解決に向けた議論を進める必要があることを再認識しました。

上記(1)については、今後2019春闘が2月よりスタートしますので、

公務労組からも積極的に民間の賃上げの後押しとなるような取り組みを進めていきたいと思います。

また上記(2)については、今後も優秀な新規採用者を獲得していき、財務局がより地域社会に貢献できるよう、

所属長交渉を通じて、労使がともに魅力・働き甲斐のある財務局の職場を作っていけるよう取り組みを進めていきたいと思います。

 

FROM  お掃除ロボットを買おうか真剣になやんでいるWEST氏より