ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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20年ぶりの長崎へ

2016-03-04 15:51:21 | 主張
3月4日長崎支部でオルグを行った。

最後に長崎を訪れたのは従兄の結婚式に出席した以来だったので、
かれこれ20年振りだった。
私の母方が元々五島列島の出で、母は長崎市内で育ったこともあり
小学校の夏休みには母の実家によく遊びに行ったものだ。

当時の記憶をたどりながらリムジンバスから眺めていると、路面電車は
相変わらずであったが、高速道路が発達し、長崎駅は三角屋根ではなく
なっており、隣には大きなショッピングモールも出来るなど、全くもって
面影がなくなり、近代化していた。長崎県庁も近々移転するそうだ。

一緒に同行したI地本書記長に、以前の長崎駅の地下には映画館があり
リバイバル上映してたと、思い出話をしたが当然ながら共感は得られなかった。

長崎から博多に移動するため、特急かもめを利用したが、入線してきた車両を
みて驚いた。
私の記憶では「特急かもめ」とは、クリーム色に赤い線が入っており、座席は
よくある普通電車の4つ座席、あるいは「かもめレッドエクスプレス」と呼ば
れた赤い車両であったが、入線してきたのは白色車両。おまけに指定席は黒革
のゆったりシート、もはや新幹線と遜色ない。

自分の記憶が過去に取り残されたような複雑な気持ちでかもめに乗車し博多に
向かったのだが、途中6キロ以上ある「長崎トンネル」と子供時分にはつまら
ないと感じていた、山と谷を繰り返す風景が変わらなかったのには、少しだけ
慰められた気持ちになり、いつまでも飽きずに車窓を眺めた。





ミク@♂