こんにちは。
先日の機関紙に満面の笑みで議員要請する写真を載せていただいた北陸・さかいです。
今年は例年より暖かく感じますが、この時期はユズの収穫時期です。親父が趣味で植えた我が家のユズもたわわに実っており、職場の皆さんにも毎年おすそ分けしています。
我が家は、富山県砺波市庄川町。ここは、日本最北のゆず栽培最適地ともいわれています。
庄川ゆずは表皮が粗く、表面のデコボコ感が強いという特長があります。また、温暖な地域のユズに比べて表皮が肉厚で外見の美しさには少々欠けますが、果肉が厚く、酸味の強さが特徴で、特有の香りも強いゆずなのです。
ゆずの木は成長が遅く、種から成木になるまで長い期間を要することから、かの有名な「桃栗3年、柿8年」に続いて、「ゆずの大馬鹿18年」と言われることがあります。ただしこれは種から育てた時の話。庄川地区では、地元に昔からあった優良系統を選定し、接ぎ木をすることで若木を育成しています。近年は温暖化傾向にあることから成長が早く、5年程度で結実が見込まれるとのこと。
さて、食べ方ですが、ポピュラーなのはユズ味噌。白いご飯がすすみます。
我が家では皮から中身まで丸ごとざく切りして少しの砂糖を和えます。これはさっぱりして酒のつまみになります。
皮を削ってぬる燗の酒に浮かべるとユズ良い香りが引き立ちます。
今宵もユズの豊作に感謝し一杯いただき、来週からの仕事と組合活動も実りあるものとなるよう英気を養います。
北陸・さかい