ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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時代に合わない法律は改正されるべき

2014-05-16 19:54:54 | 日記


4月7日に青年委員会と地方課との交渉を行いましたが、
その際に、出張旅費の赤字を是正して欲しい旨を要求しました。

これについては、青年の要求によるアンケートで
地域や繁忙期での泊まりの出張において、現在の2級での旅費支払い基準額ではまかない切れず
出張者の持ち出し(赤字)が発生しているとの意見があったことから要求に組み入れたものです。

公務の要請による出張において、出張者に赤字がでることなどあってはなりません。
なお、この問題については、支給額が少ない青年だけではなく、係長以上や再任用者にも影響が心配されます。
(再任用者の採用級の問題や、再任容赦現在の物価上昇や消費税増税によるホテルなどの宿泊料の値上げが懸念されるため)

※聞くところによるとパック旅行の利用時において通常料金より安価なパックを利用したにもかかわらず
 旅費請求時にパックの旅行切符の送料については、旅費支給対象外にされた事例もあったりとか。
 これでは、出張者も安くしたいとのインセンティブも働きません。もう少し実態にあった旅費支給基準が求められます。


この問題については、親組合でも真剣に考えていただいており
4月の地本委員長・書記長会議や中央執行委員会について検討し、来年の2014年度の運動方針(案)に取り入れていただきました。
(皆様に配布しております2014運動方針(案)p10の(9)その他労働条件の具体的要求(2)の2行目です。)

来月の定期大会でこの運動方針(案)が可決されれば、これに基づき問題解決に向けた運動を展開していきます。


なお、問題解決については「旅費法」の改正という大きな壁も存在しますが、
実態にあってない法律は改正されるべきであり、私たちの労働条件改善に向けて今後も引き続き要求していきたいと思います。

組合員の皆様においても、出張において赤字が発生したケースがあれば
中央本部等、組合までお知らせいていただければと思います。

【WEST氏】