ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

本ブログは全財務労働組合中央本部及び地区本部役員が持ち回りで掲載しています※PC版表示にすると背景がおしゃれになります

人材育成

2014-02-13 23:40:21 | 日記

人材育成は、人事評価制度においても重要な目的とされております。
評価の過程における評価者・被評価者間のコミュニケーションや面談時における指導や助言を通じて、職員の士気を高めたり、能力の伸長を促すなどして、職員の能力開発を図ろうとするものです。

管理者の立場にない方であっても、部下や後輩を持つ立場にあれば、業務を通じて部下や後輩とコミュニケーションをとる機会は多かれ少なかれあろうかと思います。

むしろ、管理者の立場にない方のほうが、コミュニケーションの頻度としては高いのではないでしょうか。

そういう意味では、普段の業務を通じた何気ないやり取りにおいて、自分自身の部下または後輩との接し方が、人材育成に繋がるような関わりができているか、今一度考えなければいけない気がします。

特に、自分自身の仕事が手一杯で余裕がないときは、仕事を捌くことだけが目的となってしまい、その過程において、なかなかそのような意識を持つことができません。モチベーションを上げるどころか、下げてしまっているのではないかとさえ思うことも多々あります。

部下または後輩と、毎日必ずなにかしらのやりとりがあるとすれば、上司または先輩としてただ日常業務をこなすだけではなく、人材育成とまでは言えないとしても、なにか少しでも相手の成長や、やる気に結びつくような受け答えをしていきたいなと今改めて思いました。

自分の知識や経験で伝えられることは、可能な限り伝えたいと思いますし、日常業務における些細なことであっても、それが蓄積されて身になってくれたら幸いです。

もちろん仕事に対する考え方やスタンスは、人によって異なりますので、自分の考えやスタンスを押しつけるのではなく、モチベーションを上げるきっかけや気付きのようなものを与えることができたらいいなと思います。

そのためには、自分自身の成長も欠かせませんので、自身が業務や職場に関する知識を身につけるのはもちろんですが、普段の立居振る舞いから気をつけていかなきゃいけないなと思いました。明日から頑張ります。

最後になりましたが、人事評価制度が、被評価者のスキルアップ・能力開発に繋がるよう、評価者が評価期間を通して人材育成の視点を踏まえた適切、具体的な指導・助言を行うこと、また、それを実践できる評価者育成の徹底を図ることを望みます。

今週もあと一日がんばりましょう。お疲れ様でした。

関東 加藤