知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

共存の重要性。

2010年03月19日 | 自分の未来を組み立てる。
クロマグロの国際取引の禁止は、
 反対が多数で否決
されました。
個人的には、可決される可能性が高いと思っていました。

予測とは異なったのが、
 アフリカ諸国の動向とアラブ諸国の動向
です。

これらの国家は、クロマグロの取引は
 あまり関心がない
ので、アメリカやEU、資源保護の動きに乗っかるとみられていたわけですが、
 反対
しました。

韓国は、当初より反対の立場を採っていたわけですが、
影響力が強かったのは、やはり
 中国
かなという印象です。

中国は反対に回っています。
最近では、マグロの消費量が上がってきているので、
否決したほうが、国益にかなうということだったのかもしれない。

マグロの消費量が上がってきている大きな理由に、
 日本企業の中国進出
が挙げられます。
イトーヨーカドーなどは、中国の人にサービス重視で支持されており、
 日本の文化(食文化を含め)
の普及にもつながっていると思われます。

ここから、考えられることは、
 日本の食文化を海外に伝える
ことで、
 食文化
が普及すれば、
 利害関係が一致する
ため、
 多数派に虐げられる可能性が低くなる
ということです。

クジラも同じ論理が展開できるかもしれません。


中国とは、
 相互理解に努め、協力関係を構築
したほうが、国益にかなうと思います。

相互に理解しあい、
WINWINの関係が築けるのであれば、
 協力したほうがお互いに得
だからです。

世の中は、決して
 ゼロサム論理ではない
と思います。

隣の人が損をしたから、自分が儲かるなんてことはない。
隣の店の客が減ったからといって、自分の客の店が増えるというわけはない。
一般に、隣の店の客が減れば、自分の店の客も減り、その隣の店の客も減り、
 シャッター街となっていく。

協力して、WINWINを築くことの方が、
 双方が幸せになれる
と思います。

それが
 共存理論
です。

クロマグロの保護であれば、海外取引を禁止するのではなく、
漁を禁止しなければ、おかしい。
まさに、正論。

そのため、こういったおかしな条約ができないようにするために、
 食文化を相互に理解し会い、仲間を作って対抗していく
必要があります。

今回は、それが学べたように思います。
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