年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

読書デー

2015-11-02 00:00:00 | Weblog
 今日の予定ではな~んもない・・事を確認した後、ヨシ今日朝から毛布をかぶり足元には足温カーペットで暖を取り飲み物をテーブルに置いて、タブレットでユーチューブから静かな曲を選択し、玄関の鍵を閉め誰にも邪魔されないように先日から読みくさしの本を読む一日にしようと考えた。手元に置いた本は、集中力が欠けていることが分かり半分しか読み進んでいない平岩弓枝の文庫本と

生きていれば 意志はあとから 従きくると 思いぬ冬の 橋渡りつつ [無援の叙情]


生きるとは 夢を断つこと おもむろに ぽつりぽつりと 折る傘の骨 [青みぞれ]


と詠った道浦母都子の「無援の叙情」ではなく、インタビュー集の

 とりあえずの「新・御宿かわせみ」で気になった個所。
 八丁堀の江戸町奉行所吟味方与力であった通之進が養子である医師麻太郎に対しての事件解決後の話
「わしも、長年吟味方をつとめ、さまざまの悪事を調べ、悪人を裁く立場にあった。そして人は弱いものであり、同時に強いものであると知った。更に申せば、どのようなときに弱くなり、どのような場合に強くなるべきか自ら決するには勇気がなければならぬ。情を知り、情に流されず、理をわきまえて理のみに決断をゆだねず。口で申すは容易なれどなかなかに難しい。殊に極刑を申し渡した者の顔は今でも瞼に浮ぶ。おのれの判断にあやまりがあったのではないかとと夢に見る。今更、思うても詮なきことだがのう。」

 そして道浦さんのインタビュー集である後者の本の中で、対談相手の気になる人、藤原定家の流れをくむ京都冷泉家の冷泉布美子さん、「一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」で味のあるエールを老人に送った水墨抽象画家の篠田桃紅さん、「苦海浄土」で水俣患者に徹底的に寄り添った石牟礼道子さんのところをコーヒーを入れ直し毛布を掛け、中高年の正しい時間を持とうと・・・と2冊目の本を開いたとき、ピンポ~ン。。ニイちゃんいてる~、と妹の声、なんだか昨夜女子会をいつもの4人でやったところ、大変おもしろかった・・の報告、なんやら学生時代から45年も付き合ってる友人の難儀話などどっさり引き受けてきたようで、それを面白おかしそうに話していると、次のピンポ~ンがなった。亡くなった父の唯一の生き残りである1番下の弟、つまり私の叔父。昔はタンカー乗船しエンジニアであった。しかし後妻ともうまくゆかず難儀しておる愚痴話を面白おかしく聞いてしまう。
 結局せっかく気合いを入れて読書デーにしようと思ったが・・邪魔された。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿