年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

寒い朝

2013-10-29 21:20:07 | Weblog
 足が冷えるとなかなか眠れないのは昔から。でも20歳台の時はどんなに寒くとも足が熱くなって布団に入っても足だけ外に出していたことを思えば自分の身体も変わって来ておると実感。

 今朝方職場への出勤時、守衛さんに、寒くなりましたね、と挨拶すると彼は、私の家はコタツを出しましたよ、と笑いながら話しかけてきた。

 就職困難者として、60歳以上の高齢者、身体障害者、知的障害者、精神障害者、母子家庭の母等、中国残留邦人永住帰国者、北朝鮮帰国被害者等があり、それらには助成金支給の制度がある。企業側の雇用を促すものである。でもこの夏からは生活保護受給者にも早期自立のために就職活動を活発に行い就職をしろよ、とばかり月5千円の支給上乗せ制度がある。前者の就職困難者はヤル気マンマンの人にお会いしていた反面、後者の方々においては、ハローワークの現場でちょくちょく目にしていたのは生活保護受給者のなんちゃって就活があり、かつて私も生保受給者の就活に相手のオドオドした眼を感じながら判を押した人も何人かいた。実際ヤル気があるのかどうかわからないままに。他にも若者自立支援とか、とにかくサポート側の仕組みつくりが増えている。支援制度が増えるたびごと思うことは、それに携わる方々の仕事がおぜん立てされ確保できるってこと。就職困難者のサポートは必要である。それと同列において尻を叩くがごとく生保受給者、引きこもりの人に対して社会に参加しろ、人並みに働こう、人は働けなければならない、とたたみ掛けているように映る。また、自分が関わっていることに自殺予防対策事業もある。これらすべて厚生労働省の枠内で進められる。社会が変化する過程で起こった事象に対して傷口に塗る軟膏的な対策でなく、もっと根本的な問題に焦点を中てて対策を講じないともっともっと問題が複雑解決不能に陥るのではないか、などと思ってしまう。
 自立する、生きるってことは個人の問題。これに周りのおぜん立てをしなければならないことに違和感を覚えることが多い。おぜん立てをする仕事の方が優先されてるみたいで・・、生き切る力を削いでいるみたいで・・、だんだん人々が弱体化しているようで。
 やっぱり私も弱体化しておる。寒いので今夜からコタツを出そうと思う。肉体が精神を制御しておる。

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