暘州通信

日本の山車

◇02095 多田神社祭礼

2009年08月30日 | 日本の山車
◇02095 多田神社祭礼
不王五件川西市多田院
多田神社
祭神
 源 満仲公
 源 頼光公
 源 頼信公
 源 頼義公
 源 義家公
□祭は一〇月下旬。
□山車
もと太鼓臺が出ていたが休止となっている。
□汎論
 多田神社の創祀は不明で、社記によれば天禄元年(九七〇)に社殿が創建されたとある古社。多田院、また多田大権現社ともよばれてきた。清和天皇の木曾孫にあたる源満仲公をはじめほか四公を祀る。このことから清和源氏発祥の地という。院号多田院は天台宗の寺院として神仏混淆時代の名残の名称である。国の史跡に指定されている。
 寛文年間に旧多田院の檀家であった、薩摩藩島津家より贈られた唐椿(カメリア・キャプテンロー)が植栽されている。たしか日本に数本といわれる稀種である。岐阜県美濃の一宮には、正月の椿として珍重される白玉がある。富山県から岐阜県にかけては庄川沿いの古社境内に雪椿系の名椿がひっそりと咲く、椿の花の上に霜よけの葉を添えた西王母は床しい。

□外部リンク
◇多田神社ホームページ
清和源氏一門の祖廟。源光仲により創建。境内、宝物殿等の案内。 ...
 http://www.tadajinjya.or.jp/

◇新海三社神社 境内の風景
2009/8/26(水) 午後 11:57
新海三社神社 源頼朝、武田信玄の尊崇篤い古大社であるが、創建の年代が定かではない。建御名方命の子供興波岐命(おきはぎのみこと)は新開神(にいさくのかみ)とも呼ばれ、佐久地方開拓の神として古墳時代にこの地に祀られたと言われる。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/katsubiggest/30435035.html


◇太子創建の堀越神社(大阪案内その24)
2008/2/25(月) 午前 8:27
JR天王寺駅で下車し、谷町筋を歩いていると左手に堀越神社があった。 聖徳太子が四天王寺を建立した時、風光明媚な茶臼山の地に崇峻天皇を偲んで創建したと伝えられる。 明治の中頃まで境内の南沿いに掘があり、この堀を越えて参詣したので堀越の名が付い ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/asan19431007/29576921.html

◇河合神社(下鴨神社境内)
2007/2/3(土) 午後 5:50
... の境内摂社ですが、並の神社より立派な雰囲気もあり、単独で取り上げる価値はありそうです。 河合神社の祭神は神武天皇の御母神になる玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。 創建年代は不明ですが、記録によると、古代から(神武天皇の頃から ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/hiropi1600/46203437.html

◇創建千五百年を迎える矢代寸神社
2006/12/30(土) 午後 5:41
... ここのところの風でまた落ち葉が境内に散乱していたので、今日の午後 ... 矢代寸神社は平安時代の延喜式に記載された由緒ある神社なのですが、継体天皇元年、西暦でいうと五百七年に創建されたと伝えられ、来る平成十九年は創建千五百年の記念すべき年なのです。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kkpjt566/26389153.html

◇<器物損壊>世界遺産の神社境内で杉に除草剤 和歌山
2006/6/16(金) 午前 0:18
... 県教委文化遺産課によると、この杉も神社の鎮守の森を構成する要素で、境内は国史跡に指定され、世界遺産にも含まれるという。文化庁は「文化財保護法違反の可能性が高い」としている。  同神社の創建は1700年以上前とされ、高野山の鎮守神として知ら ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/g_islands/36363514.html

◇00634 曽根天満宮祭

2009年08月30日 | 日本の山車
◇00634 曽根天満宮祭
兵庫県高砂市曽根町
曽根天満神社
□祭は十月中旬。
□山車(蒲団屋臺)
・曽根北ノ丁
昭和六〇年の建造。
彫刻は高松彦四郎。
・曽根西ノ丁
創建不明。
彫刻は中山龍雲。
・曽根南ノ丁
昭和五十八年の建造。
・曽根東ノ丁
昭和六十一年の建造。
彫刻は富山県井波の岩倉勘宰。
・伊保中部(渚)
昭和五十九年の建造。
・伊保西部
昭和六〇年建造。
・伊保南部
昭和五十九年の建造
・中筋東
昭和五十九年建造。
・中筋西
彫刻は三代目松本義廣。
・梅井
平成7年建造
工匠は毛利工務店。
・高須
昭和五十七年の建造。

□汎論
 播州東を揖保川(いぼがわ)が流れる。揖保(いぼ)はもと「結穂(ゆいほ)」とよばれていたのが次第に訛ったといわれる。高砂市の伊保ももとはおなじ結穂だっただろう。瀬戸内海路の歴史ある古港である。曽根天満宮は、菅原道真が九州に下向する途中、一時下船し、曽根天満宮の西にある日笠山に登ったといわれ、このときの手植えの松は代々栄えて現在の松は五代目にあたるという。
 祭には山車・屋臺が担がれる。反り屋根をもつ蒲団太鼓で、北ノ丁の屋臺が姫路市別所町の宮大工が建造したのがはじまりと伝えられる。屋根の上に三段に積み上げた蒲団はおおきく反りあがる。蒲団の色も紅赤のみではなく、緑、紺藍、など多様である。この形式の屋臺は、三木市の新町、下町でもみられる。
 当地方には「縫常」をはじめとする名匠らの刺繍が見事であるが、昼も堤燈をさげ、そのうえを刺繍布で巻く。昼行燈ともいう。屋臺の屋根の四隅から昼行燈(堤燈)がさげられる。

◇01757 大宮八幡神社祭

2009年08月30日 | 日本の山車
◇01757 大宮八幡神社祭
兵庫県三木市本町
大宮八幡神社
祭神
 オウジンテンノウ 應神天皇
 クニノミクマリノミコト 国水分神(蔵王大神)
 アマテラススメオオカミ 天照皇大神(伊勢大神)
 スサノオノミコト 素盞鳴尊(祇園大神)
 アメノコヤネノミコト 天児屋根命(春日大神)
 クマノクスビノミコト 熊野久須昆命(熊野大神・那智大社の主祭神)
 カモワケイカヅチノカミ 賀茂別雷神(賀茂大神)
 ナカツツオノミコト 中筒之男命(住吉三神の一神)
 タケミナカタノカミ 津御名方命(諏訪大神)
摂社
大宮天満宮
 スガワラミチザネ 菅原道真
祝田社
 タマタラシヒメオオイナオノミコト 玉帯志比古大稲男命
 タマタラシヒメトヨイナメノミコト 玉帯志比売豊稲女命
尾引稲荷社
 ウカノミタマノミコト 倉稲魂命
 ワカムスビノカミ 稚産霊神
 ウケモチノカミ 保食神
伏見稲荷社
 フシミイナリノオオカミ 伏見稲荷大神
末社
豊玉姫社
 トヨタマヒメノミコト 豊玉姫命
祓殿
 セオリツヒメノミコト 瀬織津比売神
(せおりつひめのかみ)
 ハヤアキツヒメノカミ 速開都比売神
 イブキドヌシノカミ 気吹戸主神
 ハヤサスラヒメノカミ 速佐須良比売神
播東稲荷社
 不詳
弁財天社
 イチキシマヒメノミコト 市杵嶋姫命
境外社
三本松稲荷社
 ウカノミタマノミコト 倉稲魂命
 ワカムスビノカミ 稚産霊神
 ウケモチノカミ 保食神
金刀比羅社
コトヒラオオカミ 金刀比羅大神

□祭は一〇月中旬。
□山車(屋臺)
・大村
・栄町
・明石町
・高木
・全末広
・平田
・新町
四隅を反らせる。
・下町
四隅を反らせる。
・城山町
休止
(順不同)
□汎論
 大宮八幡神社の創祀は不明。壮大な社殿はそのまま土地の人たちの生活の支えとして長いあいだ篤く敬われてきた由緒がしのばれる。山上(現八畳敷)に磐境(いわくら)があり、古代祭祀が行われていた。現社殿はのちに里宮として建てられたと考えられる。『播磨国風土記』によると、孝徳天皇期には、すでに山上に社祠があったと伝えられる。当社の創祀はおそらく古代出雲氏であり、祝氏、賀茂氏の関与も考えられる。八幡であるオウジンテンノウ(應神天皇)を祀ったのはのちのことであろう。
 セオリツヒメノミコト(瀬織津媛命)が祀られているのは古代信仰が現在まで続いていることをうかがわせる。
 祭には氏子から屋臺が出される。赤い蒲団を三段に積み、蒲団締めで固定されるが、見事な刺繍が施されているものがある。また、姫路市から高砂市南部に見られる方形の屋臺神輿といわれる形態を取り入れたと考えられる新町、下町の屋臺は、蒲団の四隅が反るめずらしい形をしている。
□問い合わせ

〒673-0431
兵庫県三木市本町二丁目十九番一号
電話 0794-82-0401
Fax 0794-82-0653

□外部リンク
◇播州三木大宮八幡宮
大宮八幡宮. 〒673-0431. 兵庫県三木市本町. 2丁目19番1号. 0794-82-0401 ... 兵庫県三木市本町二丁目十九番一号. 電話:0794820401. FAX:0794820653. 大宮八幡宮ホームページへようこそ ...
 http://www2.117.ne.jp/~oomiya/