暘州通信

日本の山車

01045 小天少彦名神社秋祭

2009年03月27日 | 日本の山車
01045 小天少彦名神社秋祭

熊本県天水町
小天少彦名命神社
□祭神
オオナムチノミコト 大己貴命
スクナヒコナノミコト 少彦名命
□祭は一〇月中旬。

□汎論
小天少彦名命神社の創祀は、和銅六年(七一三)、肥後国、筑後国(長崎県、熊本県)に悪疫が流行し多くの死者がでた。当時の国司道君首名(みちきみのおびとな)はこれを憂い、忌屋を建ててこもったが、このとき、椎の枝を刺し立て大己貴命の神木とし 柊の枝を刺し立て少彦名神の神木とした。二神を招き奉じたところて悪病の蔓延は終息した。さらに同じ日に 大木と小木を伐出させ、忌屋の四方に積みあげ、七日後の夕刻に火をはなって焼いたあとふたたび二神に病を治め給うよう祈願された。この道君首名がたてた忌屋の地が現在の神社だとされる。


01034 式見くんち

2009年03月27日 | 日本の山車
01034 式見くんち

長崎県長崎市向町(むかえまち)
式見乙宮神社
□祭は一〇月下旬。
まれに山車(こっこでしょ)が出る。
□汎論
八年ごとに式見女角力が行われる。明治末期頃、女相撲が式見村(現長崎市)に巡業に来たことがあり、当時の娘たちが女力士に踊りを教えてもらい、下郷の「角力取り踊り」として出演したのが始まりである。大太鼓、笛、太鼓にあわせ女力士らが角力取踊、いっちょな踊を踊る。