よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

夏の来客

2020-08-17 21:12:34 | 日記

16日で、この夏の来客は一段落した、と思われる。
このコロナの中、来る人も迎える人も差こそあれ、どこかでそれを忘れることはない。

この夏、色々な人が来る中、特に若い女性が印象的だった。
しかも3人に共通していたのは、それぞれが何かしら探していたり求めていたり、自分なりの生き方を模索し、行動をしている魅力的な人たちだった。
それなりの勤めをしていながらもそれに甘んじることなく、自分の考えを持ちしかも実行している積極的に見えた。
しかも日本ばかりでなく、外から、つまり海外に何度も出かけ日本を、自分を見直しているそういう視点がある。
人は何を大事にして生きているのか、宗教は、思考は、文化は何かと探っている、単なる観光で終わっていない。

この13日から来られた方たちは元々5月の勉強会のメンバーで初めての夏の来山になった。
14日は珠洲、木の浦に海水浴に出かけ、温泉に浸かり、夜はバーベキュウを楽しんだ。
何よりのご馳走は、ペルセウス座流星群。
南から北にに天の川が横たわり、夏の大三角形も見失うほどの星づくしにみんな首が痛いのも忘れ流れた数を数えていた。
朝は坐禅、お経、掃除からはじま掃除からはじまり、午前は道元の正法眼蔵の勉強会、午後は愛染、夜は詩の朗読会になった。
そんな4日間を過ごし、それぞれの家路に向かった。



オニヤンマ

確かにここに来られた人たちも何かしら感じることがあったのだろうが、迎い入れた私達もここでは得られないにやにやっと、今思い出してもうれしい時を共有したと思う。
私は来客にごはんを作る、畑の野菜を見ながら献立を考えるのだが、今年はいつになく野菜不足になった。
梅雨明けにも関わらず、また連日雨が降ってしまい、今までになく元気がない。
雨乞ならぬ、晴ごいをせねばならないのか。
どうか、野菜を元気にしてください。
天を仰いで、御願いする。



家の周りが水浸し

お盆を過ぎ、急に虫の声が大きくなってきた。














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