行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

7月のアカトンボとルリボシカミキリ

2020-07-30 20:00:55 | 昆虫
7月19日の南山の林縁にて。
コノシメトンボとミヤマアカネそしてルリボシカミキリを撮りました。


今年はじめて見たアカネ属のアカトンボ。
翅の両端に黒褐色斑そして小さな眉斑が見られます。
この特徴はマユタテアカネの雌、
かと思いましたが胸斑が大きく違っていました。


コノシメトンボも翅の両端に黒褐色斑があり、
雌には眉斑が存在するとのこと、
胸斑からもコノシメトンボです。


アカトンボというと秋の昆虫と思われますが、
アカトンボは6月下旬~7月上旬頃から羽化が始まります。
コノシメトンボ、
未熟なうちは雌雄とも体色は黄褐色をしており、
成熟すると、雌は背面の橙色が濃くなる程度ですが、雄はナツアカネ同様全身が赤化します。


ミヤマアカネもいました。
今年初見です。
翅の縁紋内側に太い褐色の帯が特徴です。
羽化したばかりのこの時期は雌雄ほぼ同色ですが、
秋になると雄は翅まで、全身が美しく真っ赤に染まります。


ルリボシカミキリ。
澄んだ青灰色の地に明瞭な黒斑のある美しいカミキリムシです。
夏になると南山に来るのはこれを見るのが一つの目的です。


2,3年前は一ヶ所に数匹いて、カップルも何組かいたのですが、
その場所は環境が変わったせいもあり、今年は見つかりません。
しばらく歩きながら、伐採木の上あたりをじっくり探すと一匹だけいました。


上とは別の伐採木にも一匹見つけました。
ルリボシカミキリ、
午前中は各個体餌を探し回りますが
午後になると繁殖のため一ヶ所に集まる習性があるとのこと、
まだ12時過ぎたばかり、これから集まって来るのかも知れません。


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