行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

6月の雑草花1

2013-07-22 19:44:16 | 花,植物
7月になり,暑さが厳しくなると
さすがの雑草花も数が少なくなります。
そんな雑草の花,梅雨の時期にはいろいろ咲いていました。


(ヒナキキョウソウ)
砂利も含む空地,
草もまばらにしか生えない荒地に咲いていた紫の小さな花,
キキョウソウと思いましたが,
同じキキョウ科の帰化植物ヒナキキョウソウのようです。
茎頂に花が咲くこと,葉の形がキキョウソウとは違います。


(ミヤコグサ)
きれいな鮮黄色の烏帽子の形に似た花,
葉も美しい緑色,
黄と緑のコンストラストに惹かれるものがあり,
思わずレンズを向けてしまいます。


マメ科の多年草,
日本全国の道端,野原などに見られる野草,
昔,京都によく見られたので都草の名がつけられたそうです。
花が烏帽子の形に似ているところから烏帽子草の名があります。


(ハタザオキキョウ)
道端に花をつけていた1mほどの草,
下からきちんと並んで花をつけています。
花色は紫,キキョウに似ています。
これもキキョウソウと同じくキキョウ科の植物です。


(ドクダミ)
薄暗闇の日陰地に真っ白な花を咲かせるドクダミ,
真っ白な4枚の花弁のように見えるのは総苞片と呼ばれる組織,
実は花ではありません。
花は中心部に立つ穂にたくさん見える黄色のもの,
花弁は退化して存在しないそうです。
繁殖力が強く,梅雨の時期,
いたるところに独特の臭いを発しながら,咲いているドクダミですが,
この臭いの成分に抗菌力があり,
十薬と呼ばれる生薬で,古くから民間薬として使われています。


(チガヤ)
群生し,白銀といえる穂を風になびかせているチガヤ,
青野の一面を白く染めています。
イネ科の多年草,ツバナの別名もあります。
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