行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

マルバウツギ、コゴメウツギ

2024-07-18 20:00:03 | 花,植物
5月9日、
山道にコゴメウツギとマルバウツギが咲いていました。


山の木陰の藪にマルバウツギ(丸葉空木)の花、
白色がよく目立っていました。


アジサイ科ウツギ属の落葉低木、
葉は楕円形から卵形、同属のウツギに比べて丸みがあります。
これが名の由来です。


5月ごろ、枝先から円錐状の花序を出し、白い花を上向きに多数つけます。
花は直径1.5cmほどの星形、
5枚の花びらの中心に黄色い花盤の輪が見られます。


山道にコゴメウツギ(小米空木)が群生、
どの木も小さな花をたくさんつけていました。


バラ科コゴメウツギ属の落葉低木。
ウツギに似た小さな白い花を米粒に見立てたのが名の由来です。


5月ごろ、枝の先端や葉腋から、総状花序を伸ばし、
径4~5 mmの黄白色の5弁花を多数咲かせます。
雄蕊は10本あり、雌蕊は1個で直立するとのことですが、
花が小さい上に風もあり、うまく写せませんでした。


コゴメウツギの葉は卵形に近く、先が尾状に尖ります。
縁は深く、浅く入り交じって裂け、やや菊の葉に似ます。
この葉の形、いろいろと変化が見られ、おもしろ味を感じます。
コメント
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