行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

7月中旬、山野の草花

2020-07-27 20:00:53 | 花,植物
久しぶりに晴れた7月19日に、
南山の散歩道に写した丘陵の山野草を並べて見ました。


イヌゴマ。
やや湿った場所を好んで生えるシソ科の多年草、
7~8月、ピンク色の唇形の美しい花をつけます。
実がゴマの実に似るが、食べられないので、犬胡麻の名が付けられたとのこと。


道の真ん中の草の中にダイコンソウが花をつけていました。
バラ科ダイコンソウ属 、
山地や丘陵の林のふちなどに見られる多年草です。


ダイコンソウ、
花期は7-8月、まばらに分枝した茎先に径15mmほどの黄色の花をつけます。
花弁は5枚で、多数の雄蕊と雌蕊が印象的です。
痩果は紡錘形となり、先がS字状に曲がり、いがぐり状の丸い実となります。


キク科ヒヨドリバナ。
市街地ではほとんど見られませんが
山地では林縁の道ばたなどによく見られます。
7月ごろから秋にかけて、茎の先に白い管状花をたくさんつけます。
フジバカマと同様にアサギマダラがよく訪れる花です。


アキノタムラソウ。
山野の疎林や道ばたに普通に見られるシソ科の多年草、
名に秋がつきますが花期は7月~10月、
10〜25cmの細長い花穂を伸ばし、薄紫色の花を付けます。
葉は変異が多く、3出複葉、または1〜2回羽状複葉、まれに単葉となります。


ハンショウヅルの果実。
半鐘に似た紅い花はキンポウゲ科とは思えない質感の花ですが、
果実はテッセンに似ていて、やはりキンポウゲ科です。


連日の登場ですがヤマユリ、
この時期、山道には大輪の白い百合の花がところどころに見られます。


ベニバナボロギク
キク科の一年草、アフリカ原産の帰化植物です。
先端に上部はレンガ色、下部は白色の筒状花をつけます。
パイオニア植物の一つ。
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