行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アオメアブとシオヤアブ

2020-07-29 20:00:24 | 昆虫
緑色の複眼が鮮やかなアオメアブ、
昆虫最強の呼び声もあるシオヤアブ、
いずれもムシヒキアブ科、他の昆虫を捕えて、体液を吸う肉食系です。


アオメアブ。
複眼が鮮やかな緑色、
珍しい虫ではありませんが見つけると複眼目当てで写して見たくなります。


そのアオメアブの複眼、
光の当たり具合(見る角度)によっては赤く見えます。


そして、緑と赤が半分ずつに見えることもあります。
いずれにしても鮮やかな複眼です。


草の上でシオヤアブの雄がカメムシでしょうか、
後ろから組み付いて体液を吸っていました。


こちらはシオヤアブの雌。
自分より体も大きく、スズメバチの中でも狂暴な
キイロスズメバチに後ろから組み付いて首を一刺し、
これでスズメバチも絶命でしょうか。
昆虫最強と言われる由縁です。


シオヤアブの雄。
腹部端に白い毛束があるのが雄です。
日当たりのよい草原や林縁、他の昆虫がいそうなところによく見ます。


オオイシアブ。
これもムシヒキアブ科、
同じく日当たりよい場所によく見られ、
他の昆虫の体液を吸って生活します。
このほかにもムシヒキアブ科の虫は何種類か存在しています。
虫の世界も生き伸びるのがたいへんなようです。
コメント
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