行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヒヨドリバナと白いフジバカマ

2014-10-30 20:00:59 | 花,植物
キク科ヒヨドリバナ属のヒヨドリバナとフジバカマ、
9月~10月よく似た花をつけ、
アサギマダラがよくおとずれる花でも知られています。


散歩の山道に自生していたヒヨドリバナです。


葉は卵状長楕円形で先が尖り、
頭花は房状につき、
淡く紫を帯びた白色の筒状花の先が糸状になっています。


盛りのヒヨドリバナのアップと
そこに来ていたコガネムシ科ハナムグリ(花潜)。


名のとおり、花の中に潜るのが得意、
全身が花粉まみれの姿をよく見るハナムグリです。


薄紫の花が多いフジバカ(藤袴)ですが、
これは白花のフジバカマ、
白花だとヒヨドリバナとそっくり、見分けがつきません。
しかし葉が3裂し、ヒヨドリバナとは違います。


秋の七草の一つであるフジバカマ、
もともとは山野に自生していたものが多く見られたのですが
現代では自生のものは絶滅に近いそうです。
これも果樹畑の端に植えられたものと思われます。
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