行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アサギマダラin東京

2014-10-13 20:00:53 | 花と虫
10月10日、
東京稲城の自宅付近を散歩中、
フジバカマに翅を休めるアサギマダラを見つけました。
東京の市街地にこの蝶がいるのは珍しいことです。
多摩動物園の昆虫館は別として、
東京では初めて見るアサギマダラです。


タテハチョウ科に属する
翅の淡い水色の斑模様の美しい大型の蝶です。
この淡い水色からアサギ(浅葱)の名があります。


このアサギマダラ、
長距離を移動する蝶としてよく知られています。
夏、長野や東北の涼しい高原や山で生活し、
気温が低下してくると南へ、
九州や沖縄諸島、中には台湾まで、
2000km以上も移動するものがいることが明らかになっています。


この蝶もそんな移動中に
東京稲城の地にフジバカマを見つけて
立ち寄ったものと思われます。


フジバカマや同属のヒヨドリバナの花は
アサギマダラの大好物なのです。
しかし、フジバカマやヒヨドリバナはこの地には少ない植物、
家が立ち並ぶ中、庭のフジバカマをどうやって見つけたのか不思議です。


アサギマダラを後に
フジバカマの写真です。
コメント
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