行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

日蔭の蝶(ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、サトキマダラヒカゲ)

2014-10-02 20:00:41 | 昆虫
9月18日、近所の里山を歩くと、
木陰、草陰から蛾とも思われる蝶が飛び出してきます。
日の当たらない薄暗い場所を好むので
日蔭の名がつく、蝶たちです。


ヒカゲチョウ(日蔭蝶)、
木漏れ日の下、日の光に翅が透けて見えます。


林間の草原にいたヒカゲチョウ、
翅色は薄茶色です。


クロヒカゲ(黒日蔭)、
ヒカゲチョウよりさらに薄暗い場所に見られます。
ヒカゲチョウにとてもよく似ていますが
クロヒカゲのほうが翅色の茶が濃いこと、
後翅裏の二つの大きな蛇の目模様の間に見られる
線が深く中に入りこんでいることで区別がつきます。


木漏れ日の当たる草の葉にとまったクロヒカゲ。


なかなか翅を広げることのないクロヒカゲですが
日の光を受け翅を広げました。
ヒカゲチョウ、クロヒカゲの両者とも
翅表は模様も少なく、色も地味です。


山の木の葉陰に隠れるようにとまった蝶、
サトキマダラヒカゲ(里黄斑日蔭)です。


秋の蝶らしく、翅に多少の傷みが見られますが
実が色づきだした柿の木に
サトキマダラヒカゲをとまっていました。
こんな明るい場所に出てくるのは珍しいかも知れません。




コメント
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