行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩丘陵の野菊5種

2014-10-24 20:00:28 | 花,植物
10月になり、
自宅付近の散歩道のあちらこちらに
野菊が花を開いています。
多摩丘陵でよく見られるそんな野菊5種を集めて見ました。


カントウヨメナ、
関東地方以北に見られる野菊です。


白色のカントウヨメナ
茎の上部で枝分かれして、先に一つずつ頭花がつき、
一茎に付く花数は多くはなく、
比較的湿り気の多い場所に多く見られます。


群生していることが多く、
カントウヨメナに比べ、
一茎に付く花数が多いノコンギクです。


そんなところからこの2つ、ノコンギクと判断していすが
変異も多く、外見だけでは野菊の判別は難しく、
自信はありません。


ユウガギクです。
カントウヨメナ、ノコンギクとよく似ていて、
判別の難しい3者です。


上のユウガギク根上の葉の写真です。
葉の鋸歯が他の2つに比べ、
深く切りこんでいるのがユウガギクの特徴です。


シラヤマギクです。
山地や丘陵に生育し、
他の野菊に比べ、若干早く開花します。


花色は白で、舌状花の数が少なく、
舌状花間に隙間が大きくあるのが特徴、
他の野菊と比べ同定しやすいシラヤマギクです。


咲き始めのシロヨメナ、
花が白くヨメナに似ているのでシロヨメナですが、
ヨメナはキク科キク属、
こちらはノコンギクと同じくキク科シオン属になります。


シロヨメナ、
葉は鋸歯のある先のとがった楕円形、
山地の林縁などに群生して見られます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする