行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

草薮の蝶(テングチョウ、ウラナミヒメジャノメ、コジャノメ、ヒメジャノメ)

2014-10-19 20:00:50 | 昆虫
草薮や林縁などを緩やかに飛び、
大きく移動することなく、
地味でとりあげられることの少ない蝶たち、
テングチョウ、ウラナミヒメジャノメ、
コジャノメ、ヒメジャノメ、
9月~10月の散歩中に撮ったものを集めて見ました。


タテチョウ科テングチョウ亜科、、
日本では、テングチョウ亜科に分類されるのは
このテングチョウだけだそうです。
顔の先に長く尖がる下唇ひげ(パルピ)を天狗の鼻に見立てて、
この名がつけられています。


翅を広げたテングチョウ、
珍しい蝶ではありませんが、
そう多い蝶でもありません。
成蝶で冬眠し、春先に枯葉の中から現れ、
何回か繁殖を繰り返し、秋に発生したものが冬眠します。


ウラナミヒメジャノメ、
淡いピンク色のミゾソバに吸蜜していました。
草薮などにたくさん見られるいわゆる普通種ですが
蛇の目模様のきれいな蝶です。


翅を広げたウラナミヒメジャノメ、
翅表にも蛇の目模様がたくさん見られます。


ヒメジャノメ、
こちらもよく見る蛇の目蝶です。


ヒメジャノメの翅表、
蛇の目も少なく地味です。


カナムグラにとまるコジャノメ。
ヒメジャノメによく似ていますが
大きな蛇の目紋の間の小さな蛇の目紋が4個あります。
ヒメジャノメはこれが3個、
ここが見分け方になるようです。


大きな蛇の目紋の間の小さな蛇の目紋が2個のものもいました。
多分、ヒメジャノメの蛇の目紋が
一つが消えてしまったと思われます。
コメント
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