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カクレマショウ

やっぴBLOG

「ダ・ヴィンチコードを読み解く」が紹介されました。

2006-05-30 | └『ダヴィンチ・コード』・『天使と悪魔』
昨日(5/29)発売の「ヤフーインターネットガイド」という雑誌で、「やっぴらんど」を紹介していただいています。

シリーズ「BEST WEB GUIDE」で、今回「ダ・ヴィンチコードの世界」を特集しており、関連サイトとして「「ダ・ヴィンチコード」を読み解く」を取り上げていただきました。紹介記事は以下のとおりです。

[8つのキーワードから学べる]
高校で世界史教師の経験もあるyappi氏が、ストーリーに大きくかかわる8つのキーワードをわかりやすく解説。多少のネタばれがあるので、読み終わってから訪れよう。


もともと、BLOGの記事として書いたものをそのまま転載しただけなのですが、今話題の「ダ・ヴィンチコード」の謎を解くという趣旨で紹介していただけたのはうれしい~。

先日も書きましたが、BLOGの方のアクセス数を見ると、「8つのキーワード」のうち、「最後の晩餐の謎」がもっともアクセスが多くなっています。確かにあの壁画は、「モナリザ」と並んで多くの謎を秘めた作品です。映画では、ティービングがパソコンを駆使してソフィにこの壁画に秘められた「謎」を説明する場面がありました。プラズマ大画面に映し出された映像といかにもそれらしいティービングの解説で、ますます「ヨハネ=実はマグダラのマリア」説が大手を振って歩くのかなーと思いました。またまた「ネタばれ」になりますが、あの謎解きは、小説上、ソフィを「聖杯」だとする結論に導くためのネタととらえた方がいいと思っています。

ところで、夜のテレビを見ていたら、例の「盗作疑惑」の画家が、「あれは盗作ではない」と主張していました。あそこまで開き直られると、逆にあっぱれと言いたくなります。それはいいとして、彼の「言い訳」の中で、ダ・ヴィンチもミケランジェロも自分で書いていなかったんだから、というような発言があったのにはびっくりしました。彼はもともと古典の模写をしていたらしいですが、それにしてもルネサンスの巨匠2人を引き合いに出してくるなんて、ただモノではありません…。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (RICO)
2006-05-31 09:56:52
やっぴさんのHP、私は聖骸布について色々調べている時に見つけました。なぜかしら・・・?不思議。

歴史好きで歴史のサイトを開いているのですが、もっぱら日本史ばかりで、数年前から世界史にも興味が広がってきた私にとっては、とてもわかりやすい内容で嬉しかったです。。



「ヨハネ=マグダラのマリア」説ですが、そうだとしたら、ヨハネはどこへ行っちゃったの?って私は思ったのですが、どうなんでしょうね?

ある本に、「キリストが復活した」と弟子達に教えに行ったのはマグダラのマリアだってあったんですけど、そうなんですか?もしそうなら、彼女が遺体を隠したに違いない!と私は思ってるのですが・・・(^^ゞ



盗作疑惑には驚きましたね。あれを盗作でない、と言うなら、私がモナリザの絵を真似して、アクリル絵の具を使って自分流に色づけしても、盗作とは言えないって事になっちゃいますよねぇ。

色づけは得意でも、自分で下絵を構成する力が無いんでしょうね。模写をやり過ぎて。



ダ・ヴィンチもミケランジェロも、当時の画家達は壁画などの大作を描く際に、下絵だけ本人が書いて、あとは弟子達に指導しながら一緒に色を乗せていくやり方が主流でしたよね。そうしないと、死ぬまで完成しないですものね。他人の下絵に色を乗せて自分の作品として発表するなんて、厚顔無恥もいいところじゃないのかなぁ。。。。
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マリアと盗作と (やっぴ)
2006-06-02 12:04:04
RICOさん

福音書のいくつかには、マリアが弟子たちに復活のことを告げに行ったと書いてあります。そのことから、「使徒たちへの使徒」とも呼ばれていたようですね。



近年になって続々と発見されている「外伝」と呼ばれる福音書には、マリアとイエスの男女関係の匂わせるような記述があったため、「新しいマグダラのマリア像」が語られるようになっています。「何が真実なのか」は永遠にわからない問題だと思うので、いろいろな説が出てきておもしろいことはおもしろいですね。



盗作については、テレビのインタビューで、渦中の画家がスギ氏の話は信じないでください、と言っていました。信じなくてもいいのですが、同じような絵が2枚存在するという事実は覆すことができませんよね。こっちは白黒はっきりしている問題です。
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