人呼んで「47番目のトップランナー=青森県」の将来を考えた時、やっぱり、農林水産業、とくに「農業」は外せないよなーと思います。今さら工業やサービス業でがんばってみたところで、多寡が知れているのではないかと思うのです。
農業は、「食」の基本です。スローフード、有機農業といった健康志向がますます高まる中、農業を「食の製造業」ととらえ、青森を「おいしくて身体に良い食べ物」の供給源として位置づけたい。それだけの基本的な資源はとりあえず青森にはそろっていると思うのです。
しかし、もちろんそれだけでなく、これまでの農業の手法を根本から見直す必要もありそうです。ITの導入、法人化による農業経営、マーケティング重視の販売戦略、そして、優秀でやる気のある後継者の育成。
新しい農業者の育成については、学校教育にその役割の多くが課せられます。特に、「農業高校」の改革は避けて通れないでしょう。現在の農業高校に通う生徒には、真剣に農業を志す子ももちろんいるのでしょうが、多くは「普通高校」に学力面で手の届かないから農業高校に進学した生徒であるという現実があります。農業高校に限らず、中学校から高校に進学する際には、多くの場合、普通高校、工業高校、商業高校、農業高校と、学力(偏差値)によってきれいに輪切りされています。これでは何のための専門高校なのかわかりません。
本当に将来農業を志す生徒だけが進学する農業高校にするためには、どうしたらいいのでしょうか。それには、まず、農業の持つイメージを変えることが必要かもしれません。まったく新しい青森式の「食の製造業」というイメージ。農業高校のイメージも、「食のエキスパート」を育てる高校。「安全安心な食」を基本的なポリシーとして、土壌改良から生産物の販売までを総合的に学ぶことができる一流の専門高校。仮に卒業後に就農しなくても、そこで学んだことは様々な職種で役に立つはずだし、自分自身や将来持つ家族の食生活にも生きてくることでしょう。
工業高校や商業高校、水産高校にも言えることですが、「その道のプロ」を目指すための高校は、もっともっとステイタスが上がらなければなりません。そのためには、もう一つ大切なことがあって、それは、中学校段階でしっかりとした職業観、仕事観を学ぶことです。自分が、「食」に関わる仕事に携わりたいのか、「ものづくり」の道に進みたいのか、金融の世界で経済を動かしてみたいのか、その程度の選択はできるようにしておくこと。高校進学の際には、それに基づいた学校の選択ができること。それがあって初めて、専門高校のステイタスを上げることができるのです。
青森の将来は食と農にあり!
…でも、いくら仕組みを変えてみても、いくら新しい手法を取り入れたとしても、やっぱり根本的には農業って変わらないのかもしれないな…とは思います。
農業は、「食」の基本です。スローフード、有機農業といった健康志向がますます高まる中、農業を「食の製造業」ととらえ、青森を「おいしくて身体に良い食べ物」の供給源として位置づけたい。それだけの基本的な資源はとりあえず青森にはそろっていると思うのです。
しかし、もちろんそれだけでなく、これまでの農業の手法を根本から見直す必要もありそうです。ITの導入、法人化による農業経営、マーケティング重視の販売戦略、そして、優秀でやる気のある後継者の育成。
新しい農業者の育成については、学校教育にその役割の多くが課せられます。特に、「農業高校」の改革は避けて通れないでしょう。現在の農業高校に通う生徒には、真剣に農業を志す子ももちろんいるのでしょうが、多くは「普通高校」に学力面で手の届かないから農業高校に進学した生徒であるという現実があります。農業高校に限らず、中学校から高校に進学する際には、多くの場合、普通高校、工業高校、商業高校、農業高校と、学力(偏差値)によってきれいに輪切りされています。これでは何のための専門高校なのかわかりません。
本当に将来農業を志す生徒だけが進学する農業高校にするためには、どうしたらいいのでしょうか。それには、まず、農業の持つイメージを変えることが必要かもしれません。まったく新しい青森式の「食の製造業」というイメージ。農業高校のイメージも、「食のエキスパート」を育てる高校。「安全安心な食」を基本的なポリシーとして、土壌改良から生産物の販売までを総合的に学ぶことができる一流の専門高校。仮に卒業後に就農しなくても、そこで学んだことは様々な職種で役に立つはずだし、自分自身や将来持つ家族の食生活にも生きてくることでしょう。
工業高校や商業高校、水産高校にも言えることですが、「その道のプロ」を目指すための高校は、もっともっとステイタスが上がらなければなりません。そのためには、もう一つ大切なことがあって、それは、中学校段階でしっかりとした職業観、仕事観を学ぶことです。自分が、「食」に関わる仕事に携わりたいのか、「ものづくり」の道に進みたいのか、金融の世界で経済を動かしてみたいのか、その程度の選択はできるようにしておくこと。高校進学の際には、それに基づいた学校の選択ができること。それがあって初めて、専門高校のステイタスを上げることができるのです。
青森の将来は食と農にあり!
…でも、いくら仕組みを変えてみても、いくら新しい手法を取り入れたとしても、やっぱり根本的には農業って変わらないのかもしれないな…とは思います。
それぞれの生き方を尊重するには、やっぱし学級制度をやめてみんな一緒を強制せず、それぞれのペースでの学びを支援することじゃないかな、なんて思ってました。こんなふうに思ってたのわたしだけかなあー
集団の中で生きることを学ぶ学校制度は、確かに農業には向かない面もありますね~。学校が農業をダメにした。一理あります。
だけど、これからの新しい農業はそうでもないかも、と思ったりもしています。
わたしもやっぴさんの主張にまったく賛成なんです。
それで農家の出の私としては自信を持って農業高校を選べるようになるにはどうしたらいいか・・とか子どもの頃からあれこれ悩んでたものですから、このテーマがうれしかったのです。
それからブログ二周年おめでとう!!