カクレマショウ

やっぴBLOG

ガンジーの言葉

2007-05-09 | ■世界史
      わたしがこれまで書いたことのなかで、読者が何か傲慢め
      いた印象を受けたとすれば、わたしの探求のなかに何か正
      しくないものがあるのではないか、そして、わたしの見た
      きらめきも、蜃気楼にすぎないのではないか、と読者は思
      うにちがいない。わたしのごとき凡人は滅びてもよい。
      しかし真実は勝たせなくてはならない。私自身のような、
      あやまち多い人間を判断するに当たって、いささかも真実
      の規準を引き下げてはならない。

          『ガンジー自伝』(ガンジー著、蝋山芳郎訳)より

あのガンジーでさえの、この謙虚さ。

そして、あのガンジーの生き方だからこそ、心から納得できるのです…。

 

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2 コメント

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Unknown (ラミモ)
2007-05-10 20:50:12
『実るほど頭をたれる稲穂かな』の句が浮かびました。
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Unknown (やっぴ)
2007-05-10 22:29:28
ラミモさん

昔の人はいい表現しますよね。
成功したり名を上げたりした人ほど頭が高くなってしまうものですが、稲のように、実るほどに自然にこうべが下がるようになるのが本当なのですね。「自然に」というのは、たぶん、その人の「生き方」がそうさせる、ということなのでしょう。

ありがとうございました。
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