カクレマショウ

やっぴBLOG

私の好きなアルバム#13 LOVE PSYCHEDELICO「Early Times」

2006-03-18 | ■私の好きな歌
2000年のデビュー当時から気にはなっていました。この前見た「ホテル・ビーナス」でかっこいい曲が使われていたので、これは聴かないと…と思い、とりあえずベスト盤を購入してみました。

ラブ・サイケデリコ。「NAOKI」の心地よいギターのリフと「KUMI」の憂いを含んだボーカルが非常に印象的で、ムダのない、スタイリッシュなイメージ。歌詞は日本語混じりの英語。どことなくビートルズを思い起こさせるシンプルで覚えやすいメロディ。もちろんこのベスト盤(新曲2曲含む)で、その魅力は十分に感じることができると思います。

01.Your Song、02.Free World、03.Everybody needs somebody、04.fantastic world 05. LADY MADONNA~憂鬱なるスパイダー、06."O"、07. Life goes on、08. My last fight と、前半はとにかく次から次へと耳になじみやすい曲のオンパレード。どこから切り取っても気分爽快。01、03ももちろんいいのですが、07~08のラインも好きです。

後半は少し趣が変わるかもしれませんが、聞き込むほどに心に響いてくる曲が続きます。比較的日本語の歌詞が多い11. Last Smile なんか、とってもいいセンスの曲だなーと思います。新曲の15.Everyone, everyoneも、リフレインがやけに印象に残ります。

それにしても、ラブサイケの歌詞の一部を切り取ってみると、まるで桑田佳祐。桑田ほどは日本語と英語の「語呂合わせ」は見られないけれど、「'ナントカ'(日本語)は'nantoka'(英語)」という日英入り交じり文による歌詞がほとんどを占めます。そういうスタイルをとるのは、もちろんラブサイケデリコなりのメッセージが込められているからだと思うのですが、私は英語なら全編英語でもいいかなと思います。日本語の曲は日本語だけでもいいと思いますし。日本語部分の歌詞を見ると、とてもユニークな言葉の使い方をしているので、あえて英語を入れなくても…と思ってしまうのです。

ま、あの入り交じり文をしっかり歌いこなしているKUMIの歌のうまさには舌を巻くのは確かです。日本語もまずまず聞き取れるし。

でも、ラブサイケデリコって、いったいいつ、どの時間帯に聴けばいいのかわからない部分もありますね。晴天の日のドライブ…にも合うような気もするし、朝の目覚めに…01. Your Song が聞こえてきても元気に起きられそうだし、夜中の静かな時間…にも意外といいかもしれない。そのへんのとらえどころのなさもラブサイケデリコの魅力なのかもしれません。

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