ボサノヴァ、ケツメイシ、そしてSOUP

小雨の降る中、朝から五所川原市、というか旧金木町までドライブ。行きのＢＧＭは、この前あるDJバーでもらったばかりのオリジナルCD。毎月1回もらえるのだけど、今回のテーマは「ボサノヴァ的」。いいねぇ～、このリズム。ボサノヴァって、けだるい夏の午後でなくても無性に聴きたくなる時があるのです。

2時間弱のとても気持ちのいい打ち合わせを終えて、帰る頃には雨も上がっていました。午後の仕事に向けて景気をつけようと思って、CDを「ケツノポリス4」にチェ～ンジ！　ケツメイシって、もしかしたらおじさん向けのヒップホップだね。歌詞も「言ってることわかる」し、メロディラインはサザンオールスターズ並みに秀逸。「さくら」、「そばにいて」、「涙」、「三十路ボンバイエ」。心地よいリズムとさわやかな音のシャワーにいつまでも身を委ねていたい…。

しかしクルマは次の目的地、社会教育センターに到着。あるセミナーのワークショップをのぞくためです。というより、今日のファシリテーターを務めていただいている方に会いたかったのです。生涯学習研究所SOUPの山本克彦さん。SOUPとは、肉や野菜などいろんな「具」のはいっておいしい味を作り出すスープのことです。会場ではグループ協議の真っ最中でしたが、主催者のようなフリをして様子見しながら声をかける機会をうかがっていると、なんと山本さんの方からつかつかと寄ってきて、『ワークショップガイドブック』（すばらしい冊子！）を差し出してくださいました。初対面と思っていましたが、話しているうちに私の方は5～6年前にある場所でお見かけしていることを思い出しました。

福祉、環境、教育と様々な分野で横断的に活躍されている山本さんとほんの少しですが話をすることができて、なんだか妙に「得した気分」になりました。本当は今日は朝から山本さんのワークショップに「参加」する予定だったのですが、かなわず本当に残念でした。きっといろんなことを吸収できたはずです。