カクレマショウ

やっぴBLOG

最初に覚えた星座は?

2004-09-15 | ■その他
さっき窓から空を見上げたらカシオペア座が目に飛び込んできた。

小学生の頃、最初に覚えた星座は「さそり座」だった。三角定規を背中合わせにしたような頭の部分が見つけやすかったし、胸のところで明るく輝く赤い星アンタレスもひときわ目を引いた。
あの頭の部分を形作っている星の配列は、なんとなく頭から離れなくて、無意識に身のまわりに同じ形を見つけては悦に入っていた。今思うとおかしい。
北斗七星ももちろんすぐに見つけられたが、北斗七星をしっぽとする「おおぐま座」というのがわかりにくかった。おおぐま座の向かい側にある「こぐま座」は北斗七星を一回り小型にした形をしているが、その先端に位置するのが北極星。「こぐま座」を見つけられなくても、北極星は、北斗七星の「ます」の部分の柄と反対側にある2つの星を結ぶ線を延長して5倍すれば見つけることができる、というミニ知識もあった。
ところで、北斗七星という呼び方は中国から入ってきたらしい。「斗」というのは「ます」のような「四角い容器」を指すという。そういえば、今でも「一斗缶」とか言いますね。
北斗七星を熊のしっぽに見立てたのは古代メソポタミアの人々ですが、ヨーロッパでは「馬の引く車」に見えていたようです。見方によって何にでも見えてしまうのが星座。

北極星を中心にちょうど北斗七星の反対側に位置しているのが「カシオペア座」で、これもM字型(というより「W」か)をしているのですぐに見つかる。そういえば、カシオペアからも北極星の位置を知ることができるんだ。言葉で説明するのはむずかしいのでやめとこう。ところでカシオペアは、ギリシア神話に登場するエチオピアの王妃で、娘のアンドロメダ姫を自慢するあまり、海神ポセイドンの怒りを買い、星座にされてしまった。娘は大星雲の名前になっているというのに、母親は星座になっても1日の半分は逆さづりの刑で苦しんでいるという…。

さて、あなたが最初に覚えた星座は何ですか?

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