17日まで ロシア大統領選が行われ、現職のウラジーミル・プーチン大統領が通算5選を決め、勝利を宣言した。中央選挙管理委員会の暫定集計によると、開票率70・03％でプーチン氏が87・17％を獲得した。予定されていた通りの結果である。さて、言論を抑圧された人々は口に出して、戦争反対や政府批判をすることはできない。しかし、それでも言い知れぬ未来への不安を隠すことはできない。写真に撮られた不安な表情まで、覆い隠すことはできないのである。今、日本でも政倫審の状況がテレビ中継され、答弁する政治家の顔が映し出される。言葉では「やっていない。」「知らない。」と言っていても、その表情が疑惑の顔かどうかまで隠せないと同じように、プーチン大統領の演説を聴く人たちの表情まで、笑顔を強要することはできないのである。ある人が以前の演説時の聴衆の表情と今回を比べていた。明らかに、表情が暗いという。（くちなし亭、2024.03.18）
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