11月の米大統領選に向けた共和党候補争いは5日、予備選・党員集会が集中する天王山の「スーパーチューズデー」を迎え、返り咲きを目指すドナルド・トランプ前大統領(77)が南部のバージニア州とノースカロライナ州で勝利を確実にしたほか、15州、すべてで優勢伝えられている。「もしトラ」とか、「カリトラ」などと言う言葉がもてはやされているのだが、共和党だけでなく、秋の大統領選挙でも、現職のバイデン大統領に対して、優勢が伝えられているのである。その理由の一つが貧困黒人層の民主党離れとトランプ支持への鞍替えだ。今、アメリカには大量の難民が押し寄せている。その大半はヒスパニック系である。彼らが貧国黒人層の仕事を奪っているというのである。だから、彼らはメキシコ国境に壁を造ったトランプ氏に期待しているのである。(くちなし亭、2024.03.06)
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民主党の保守派の主張は、ほぼ同じです。それなのに両党が分裂して、新党とならないところに、不健全さを感じます。