昨夜は突然の地震でびっくりさせられた。揺れの中で、「あれも用意していない。あれはどこにしまったのか。」などと不安をもって、家具の揺れを見ていた。さて、揺れは大地ばかりではない。世界の為替も荒れた展開になっている。フロー表が上下に揺れているのだ。つまり、専門家も誰もが為替の予測ができずにいるのである。例えばユーロの対アメリカドル相場も１日で、何度も大きく上下に動いていた。このような世界的な経済不安は韓国のような新興国がもろにかぶる。ついに、ウオンは対アメリカドルで、１１９０ウオンを突破した。しかもずるずると値を下げ続けている。今日中に韓国の通貨当局のマジノ線ともいえる１２００ウオンを突破するかもしれない。１２００ウオンを突破すれば、韓国国内がざわつきだすだろう。株式市場COSPIも値を下げている３０００ポイントを割り込み、開場と同時にどっと値を下げて、それを個人投資家が買い支える展開となっているが、これも流れは下落である。不思議なのは通常、株価が下がれば、国債などの債権が買われて、金利が下がるのだが、韓国では債権も売られている。国外投資家の韓国離れが顕著になっているということだろう。中国の経済状況を見て、韓国から離れて始めているのだろう。（くちなし亭、2021.10.08）
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