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アメリカの関心はもっぱらシリアだ。

2016-02-14 09:37:52 | FP

国際関係での、日本のもっぱらの関心は北朝鮮問題だが、アメリカやヨーロッパの関心はシリア問題とヨーロッパへの難民流入問題である。アメリカは多少関心があるかもしれないが、ヨーロッパ諸国にとって、北朝鮮問題など、どうでもよい問題なのである。アメリカにしても、たぶん、関心の8割方から9割はシリア問題である。アメリカのテレビニュースが伝える北朝鮮問題など、ほとんどない。アメリカが動かなければ、北朝鮮問題は動くはずがないので、シリア問題が解決に向けて、動き始めない限り、現状のまま、膠着した状態は続くはずである。もちろん、中国はシリア問題よりは北朝鮮問題のほうに関心は高いはずだが、北朝鮮国の崩壊よりも、指導部の入れ替えを望むはずだから、しばらくは粛清と内部抗争が静かに展開していくと思われる。さて、シリア問題である。今、ミュンヘンで、国際シンポジウム「ミュンヘン安全保障会議」が開催されている。そこで、西側諸国とロシアの間で、激しいバトルが繰り広げられている。ロシアのメドベージェフ首相は「我々は新たな冷戦状態にある。」と発言すれば、一方、欧米側も「露軍はシリアで市民を空爆している」と主張する。このロシア空爆が問題になっているのは、近年の西欧の投下爆弾には、誘導装置がついているので、時々、ISのXXを爆撃で殺傷したなどというニュースが流れるように、ピンポイントで相手側を攻撃することが可能だ。一方、ロシアの爆弾にはそのような装置がついていず、ただ、単に、地球の重力を利用しているだけなので、一般市民を巻き添えにする。ある意味、戦場は兵器の実験場でもあるという側面もあり、巨大な軍需産業がうごめき、戦いを終わらせようとしない。(2016.2.14)

Y-FP Office Japan

 

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