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世界では、身分制度が各所で現存し、余韻も残る。

2016-02-21 09:06:57 | FP

丸山議員の奴隷発言ではないが、世界には、はっきりと生まれながらの身分制度が存続する国がある。法律的には、無くなっていても、社会に根付いているものは数限りないだろう。その中でも、私がひどいと思うのは。中国とインドである。中国は近世の中国共産党政権になって生まれた都市戸籍住民と農村戸籍住民の身分制度である。都市戸籍住民は発展の恩恵を受けているが、そのひずみはすべて、農村戸籍住民に行くことになる。インドでは、ガンジーのころから批判されてきたカースト制度が根強いようだ。インドの首都ニューデリー近郊で、あるカーストの集団が、被差別カーストに与えられる公務員採用や大学入試などでの優先枠の割り当てを求めるデモを始めて暴徒化し、20日までに少なくとも4人の死者が出たそうだ。日本でも、会社の役員や政治家に女子枠を設けるべきだという議論が起こる背景には、それらの職種に女子への差別が存在するからである。インドでも、死者が出るほどに激しい行動が起こるのは、とても、耐えられないほどの差別が存在するからに他ならない。ただ、どこでも、優先枠を増やしてもらったからと言って、差別がなくなるわけではない。食事の際に、椅子を引いてくれる職種があって、それをするカーストが存在するとしたら、ある意味、そんな楽なことで、お金を得ることができる世界でもある。カーストが無くなれば、そんな非効率なこともなくなるが、そこで働いていた人たちの職種を奪うことでもある。女子差別が薄らいで、会社でお茶くみをしていた人たちの職は無くすべきだという議論と同じである。(2016.2.21)

Y-FP Office Japan

 

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