風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

春の訪れと長い冬

2008年03月11日 | 出版
体もだるく、頭もだるかった昨日は、結局社内で焼酎を飲んで帰宅。帰るやすぐ寝る。おかげで、本日は4:00には目が覚める。しかし、そこで飛び起きようとしないからダメ人間である。おしっこをしてから、結局6:00まで布団にもぐりこんでウツラウツラ。外界はいつのまにか春であるが、腹巻オヤジが暁を覚えながら春眠していても、しのぎの名案は出てこない。まだまだ、こちらの冬は続きそうである。
ようやく起きだし朝刊に目を通す。ドル安とそれにともなう株価下落で、3月期決算の企業は厳しくなりそうな見通しが書かれている。一方、新銀行東京の放漫経営ぶりには呆れ果てるが、チン太郎のやっていることだから、こんなものだろうという気もする。400億の注射が決まったら、お金を借りに行ってこようかな。

目出度いことに、先日作った『侠』が増刷されることになった。ということで、本文の直しを済ませ、PDFファイルをY印刷に送信。重版の作業なんて久しぶりにやるような気がするのは、きっと気のせいだろう。
そしてありがたいことに、本日は返品日。取次各社、よくも飽きもせずに持って来るねえ。こちらは飽き飽きしているのに。しかし、返品の結束3、4本だけ持ってこられても運賃がかかるだけだろうに、先方は3月決算なので返品センターを空にしたいのだろう。いっそのこと、返品センターに各版元の返品を貯めこんでおいて資産計上すれば、すばらしいBSになるはずだと思うのだけれど、そうもいかないのだな。
途中、昼飯&囲碁ゲームをはさみながら、13:30、返品の処理と取次請求書の処理が終了。気持ちが上向きになってきたせいか、ようやくこういう作業をサクサクとこなせるようになってきた。あとは、売上げもサクサクと上向きになってほしいものである。次は机まわりを片付けて、決算処理を行わなければならない。
そこにM印刷がお仕事の続きを持ってくる。その仕事に勤しんでいると、Y印刷Y氏ご来社。やっかいな件に巻き込まれたそうである。
15:30、三崎町Iさんの許にうかがうために社を出る。途中、某所により悪事ついでに某所に電話。Iさんのところで、現在進めている『CMクリエイティブ論』用の資料をお借りする。ついでに、以前Iさんが作ったあるコピーを見せていただき、大笑い。リーマンの琴線を衝く笑いがあって、商品説明をしているわけでもないのに目を惹くものだ。さっぱりしていてセンスがいい。
重い資料を抱えて壱岐坂を上り社にもどると、印刷の刷り見本は届いている、留守番電話は入っている、メールが来ていると、内容を確認するだけでてんてこ舞い。これから某所に出かけなければならないのに、なにから手をつけようか。これは忙しくなってきたことによる、うれしい悲鳴だということにしておこう。

08年末に自己資本4%割れ 新銀行東京(共同通信) - goo ニュース

侠-墨子
松本 州弘
イプシロン出版企画

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