風塵社的業務日誌

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雨あがりの寒い月曜

2008年03月10日 | 出版
昨日日曜も、囲碁のNHK杯を見ただけで、終日寝ていた。
NHK杯準決勝は、趙治勲十段が山下敬吾棋聖を撃破し、いよいよ決勝進出である。昨日の趙先生も、おのれの頬をバコバコ張っては独り言をつぶやき、その内容を柳時熏九段が「相手の愚痴を替わりにこぼしている時もあるんですよ」と冷静に解説しているからおかしい。
そんなことよりも決勝は、趙治勲対天才・張栩名人ですよ、楽しみだなあと次週の番組表を新聞で確認すると、16日(日)は将棋の方の決勝戦で囲碁は翌々週の23日が決勝戦ではないか。なんだかものすごく損をしたような気分となる。しょうがない。楽しみは先にとっておこう。しかし趙治勲すごいなあ。この調子で、棋聖戦もがんばってほしいものである。ところで、趙先生が口ひげを生やすようになってから、バカボンのパパに見えてしまうのはなぜだろうか。
小生、囲碁のルールを覚えたのが中学生の時で、当時、大竹英雄名人に趙治勲先生が挑戦していたのを、新聞碁で見るのが楽しみだった。その勝負の最後に、大竹の猛攻をしのぎきって趙治勲の打つ中央の大石がなんとか生き延び、趙治勲が名人位を奪取したような記憶があるが、訳がわからんなりに初心者でもプロってすごいなあって思わせたものだ。それとも、観戦記を書いていた記者の筆がよかっただけかな。そうでないと、初心者が棋譜を観て興奮するわけがないな。
ところが小生の周囲に囲碁をやる奴がいなくて、それから十数年囲碁を離れてしまったため、棋力がまったく向上していないところに人生最大の問題がある。まったくもって残念だ。そこで思うのだけれど、小生のようなヘボが趙治勲先生のような人と対戦した場合、普通の置石ではとても勝負にならないので、ヘボが2手打ちプロが1手打つというルールならば、どうなるだろうか。将棋ならヘボでも勝てそうに思うけれど、囲碁の場合はそこまで極端なルールで戦ってもヘボでは勝てないような気もする。

そんなわけで寝すぎたせいか、体がだるい。起きると雨が降っていて、花粉症には優しい一日ではある。しかし、寒い。ボーッとしたまま弁当を作って出社。9:30着。
出荷などを終えるものの、ボーッが直らない。ボーッとしていたらあっという間に昼である。しょうがないから弁当を食い、某所へ出掛ける。結局そこでも、資金繰りが厳しいという埒の明かない愚痴を言い合い、15:00帰社。
その後、ようやく作業に入る。低気圧のためか疲れが抜けないためなのか、ボーッが治まらない。頭にモヤがかかっているような気がする。作業能率が上がらないまま、すでに18:00。労働意欲がわかない一日である。こんなときはとっとと帰って寝るか、それとも焼酎でも飲むか。

ひと目の詰碁―やさしい問題を反復練習 (MYCOM囲碁文庫)
趙 治勲
毎日コミュニケーションズ

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