風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

撮影立会い

2006年06月03日 | 出版
今日は7月上旬刊行予定の『わんッ!daフルスマイル』の撮影日。
写真スタジオに、著者のCHARA☆Bさんと腹巻オヤジと一緒に行き、撮影に立ちあった。
カメラマンさんはオヤジの古い付き合いで、オヤジは我が家のようにリラックスしてそこにあった新聞を広げている。

先月31日にワンコたちを受け取ってから、ライティングに試行錯誤してくださり、結局シンプルなセットでの撮影がベストと判断されたようだ。そのため、ライティングやレフ板などの大仕掛けは一切なし。

CHARA☆Bさんがワンコの毛並みや色合いの最終チェックを丁寧におこない、カメラマンさんに渡す。
その姿はまるで理由があってやむを得ず犬を里親に出す飼い主のようだ。
そういう作家さんの気持ちに応えるかのように、カメラマンさんは作品一つ一つを大切に撮影してくれた。
今回撮影してもらった作品は全部で12個あるのだが、それを撮影しながらカメラマンさんが「角度によって、いろんな表情をするんだよな」といっていたのが印象的だ。
一つだけ立体感がよく出た作品があり、これだけは撮りなおすことにした。ワンコの黒毛に合わせると、ワンコの持っている花が反射してしまう。
そこでストロボ撮影に切り替え、私が反射板を持ってライト調整をして撮りなおしたらうまく再現でき、CHARA☆Bさんも安心した様子。
撮影は順調に終了し、CHARA☆Bさんとお茶をしながらこれからの予定を打ち合わせたあと、本郷に戻る。

地下鉄が水道橋駅に停車する間際、ホームに本郷村の長老様が立っている姿を発見。
長老様もオヤジに気づいたらしい。
ホーム側も車内も人がたくさんいるのに、お互いを瞬時に確認するなんて余程の関係だなと思い、「さすがっすね」とオヤジにいうと、「お前はいつもポケーッとしすぎなんだよ」とひとこと。

会社に着くとFAX注文がドッっと流れてきていて、用紙が切れそうになっている。
慌ててオヤジが買い出しに行く。
帰りにたこ焼きを買ってきてくれて、出張営業の時に大阪で食べたたこ焼きを思い出した。


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