風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

樋口恵子先生にお会いする

2006年07月10日 | 出版
今日は、『うたうぬりえ帖』新シリーズの推薦文をお願いするために、「高齢社会をよくする女性の会」の代表を務められている樋口恵子先生のところへ腹巻オヤジと伺う。
当初は腹巻オヤジと著者のあきやまさんとで行く予定であった。ところがあきやまさんから、「先週末風邪をひいて熱を出してしまいそのせいで仕事が押して押してヤバイので」行けない旨、メールを受信。それに対してオヤジが、「委細了解。健康第二。仕事優先。夜露四苦」と送ったら、あきやまさんから再度「哀号哀号。我号泣也。昨晩徹夜。四六四九」との返信。朝から大爆笑。お大事にしてください。

さてお昼過ぎに、最寄り駅の近くでもりそばをササッと食べてから、お宅に向かった。信州人のオヤジはマズイ蕎麦だなといっていたけれど、わたしは腹ペコだったのでとても美味しく感じた。
途中、毛並みの美しい黒猫に会う。背中をなでたら、ゴロンと転がって腹を見せた。オヤジが来たらすぐ逃げていった。目的地の近くまで来ているはずなのになかなかお宅を見つけられず、時間もおしていたのでお宅に直接電話をしてやっと到着する。ご迷惑おかけしました。

樋口さんはお話がバラエティに富んでいて、とても面白いおかたでした。特に興味深かったのは、長野県民の県民性についてのお話。樋口さんが長野県のJAあづみで講演をされた際に、長野のかたがたの真面目さに驚かれたそうだ。たとえば講演で減塩を勧めると、県を挙げてマジメに減塩を実施するなど、聴いた話をすぐ実行に移す力があるようだ。長年長寿番付の首位をキープしていた沖縄県をついに抜き、最近長野県がトップになったのだが、この結果には長野の県民性があらわれているのではないかとおっしゃっていた。
ところでこの話の間、腹巻オヤジは始終恥ずかしそうな面持ちだ。自分のことをいわれているように感じたのかな。特に、長野のかたがたは集まると、よく「信濃の国」という長野県県歌をうたうという話のときは相当照れていた。樋口さんの友人のお話や『うたうぬりえ帖』新シリーズに使用する歌の提案などなど、話題が豊富であっという間に時間が過ぎていく。特に、最近ここまでぬりえがブームであることにはとっても驚かれていた。

帰り際に、玄関先で毛の長い白い猫がゆったりとくつろいでいるのを見て、マタンゴ大興奮。猫ちゃんがいたなんて気づかなかった!しかも、なんて高貴な猫ちゃんなんでしょう。樋口さんが、「ダンちゃん」と声を掛けて抱き上げる。抱きかたも気品があって素敵なかたでした。ダンちゃんが玄関にいる時は、どうも外に連れていってほしい合図らしい。
今日は上品な猫ちゃんによく会う一日だった。

帰り際に吉祥寺に寄り、新刊『わんっ!daフルスマイル』の動きを見るために書店をまわる。昨日、新宿・渋谷の書店さんで、芸術書の写真集コーナーやペット書コーナーに平で積んでくれているのを見たばかりだったので、吉祥寺の書店さんにも搬入されていると思ったのだが、探せど探せど見当たらない。書店さんに聞くと、まだ入荷されていないようだ。残念。

生き上手は老い上手―チェンジ、チャンス、チャレンジでチャーミングに生きる

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