風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

カープ7連勝

2009年06月03日 | 出版
珍しく、昨夜は早々に帰宅する。妻も帰宅していたので、ナイター中継(ロッテ‐巨人戦)を見ながら夕食となるが、そこで夫婦ケンカ。「どうして、こんなうるさいものを見ながら、ご飯を食べなきゃいけないのよ」。8回表、ツーアウト満塁、打席は小笠原という、ちょうど面白いところだ。サブマリンの渡辺俊介が抑えられるかどうかというこの山場になって、どうしてそういうことを言い始めるのかねえ。小生には理解不能である。「巨人の選手って、みんな態度が横柄で、見苦しいだけじゃない」。そのご指摘には小生も同意するが、その横柄な奴が打ち取られるところを見るのが楽しみなのだ。しかも、いただいたチケットで東京ドームに行くと、異様にはしゃぎまくるくせに、どうして肝心なところで突然に、人の楽しみを邪魔するのかねえ。
「うるせェ、いま邪魔するな」「うるさいものは、うるさいっていっているのよォ」と罵倒しあいながらテレビを見ていると、無事に小笠原がショートゴロに倒れ、安堵したのでテレビを消すことにする。もしここで小笠原が打っていたら、壮絶な夫婦ゲンカに発展していたことだろう(「アホ巨人が勝つのも、風塵社の本が売れないのも、全部、お前のせいだッ」とか)。晩飯のあと片付けをして、今度はNHKのニュースを見ていると、愛するカープが勝利を収めたようだ。マエケンこれで2連勝、チームは7連勝。この調子で後半も飛ばしていってほしい。小生はすっかりご機嫌となり、あとはビールを飲んで早々に寝る。
おかげで本日は、5:00前に起床。コーヒー豆が切れてしまい、今朝はコーヒーがない。とりあえずは新聞を読む。マエケン4勝目以外、これという記事もない。アホらしくなって寝なおすことにする。7:00前に再び起き出し、朝食。本日は、新聞紙の回収日ということなので、たまった新聞紙を指定の場所に出しておく。その後、弁当を作って8:30には家を出る。
道々歩きながら気が付いたけれど、我が家のように、朝日新聞を外に置いているご家庭が結構多い。産経新聞の発行部数が200万部を大きく割り込んでしまったらしいが、朝日はまだしばらく大丈夫なのだろう。本日が各新聞社の回収日なのかどうかを知らないのだが、読売の回収袋も1、2個見かけた。しかし、朝日に較べると圧倒的な少数派である。地域差もあるとは思うが、公表部数だけで新聞の人気が計れるものではないと実感する。
しかし、どうせあとでこんなことを書くのならば、朝日がいくつ置かれていたのかを、しっかり数えておけばよかった。ついでに、朝日新聞が素晴らしい新聞であると小生が思っているわけでもないが、なんだかんだ言われても、その影響力は計り知れないなあと感じた次第。
ということで9:30出社。救援連絡センターから、ゴチャゴチャとデータが届いている。ヒェ~、仕事をしないとねえ。昨日の夕方には、M印刷のIさんが新組のデータをひとつ持ってこられるし、営業に出ないとまずいしと、いろいろ忙(せわ)しないなあ。世間では、村上春樹氏がバカ売れしたり、『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(二見書房)が100万部を突破したりと、明るい話題がないわけではない。こうした書籍のおこぼれにあずかるようなことはまったくありえないけれど、しかし、少しはあやかりたいものだ。
11:00過ぎに、三崎町某所へ納品に。ついでに、コーヒー豆を購入してくる。やはり、寝起きにコーヒーは欠かせないのだ。戻ってくると、すでにお昼である。P舎大大社長に、「時事画報社がトンだらしいな」と聞かれ、「負債総額が3億チョイって2ちゃんに出てましたよ」と答える。「しかし、負債はともかくよぉ、なんで白書を作っているようなところが逝っちゃうんだ?」「いやぁ、なんでですかねえ」。これも構造改革のひとつの結果なのだろうか。
昼飯後、某作業にいそしむ。その後、用事があり、本郷をさまようことになる。ある小さい神社のわきで小学生のガキどもが6、7人ほど、路上にカードゲームを広げて遊んでいる。そもそもカードゲームがどういうルールなのかも知らないが、なんだか楽しそうだ。先日、この神社の夏祭りがあり、本郷1丁目の町内会も参加していた。テキヤさんも3軒ほど神社の前に店を出していた。1軒おもちゃを売っている露店があり、その前にチャリンコに乗ったガキどもが3人たむろし、オヤジをからかっていたようだ。たまたま小生がその前を通りかかると、「あのなあ、お金がないんだったら、お金を持ってきてからここに来いよぉ」と、オヤジが正しい説教をガキどもにのたまわっているから笑いそうになった。そのときのガキも、一緒にカードゲームを遊んでいるのかな。
16:00前、ひと作業終了。「救援」の作業も続けないといけないのだけれど、担当のSさんはすでに芝居に行っている時間だ。担当編集者が芝居で頭がいっぱいでは、下請けは困っちゃうねえ。本人曰く、「長年、声を小さく小さくして生きてきたので、声を大きくするのはなかなか大変」だとか。どうして声を小さくして生きていたのかを述べることはできないが、少しでも彼の人生を知っていると大爆笑しそうな述懐である。
さてさて、いまから某所へ出かけないといけない。今夜も早く帰って、カープの勝利を喜びたい。
平成19年度版青少年白書~青少年の現状と施策~
内閣府
時事画報社

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