風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

朝から一汗

2008年05月27日 | 出版
どうもScary Monstersにうなされる日々が続く。今朝も5:00くらいに一度目が覚め、しばらく布団の中でウツラウツラしていると、ひどいイメージに苦しめられる。鬱症状が出始めているということなのだろうか。

そこで出社拒否症にならないから、我が身を誉めておこう。9:00に出社し、まずは在庫置き場にたまりにたまった返品の山を外へ、えっちらおっちら運び出す。数ヶ月前からこの山を倉庫会社に運ぼうとしていたのだが、あいにく、予定していた日に限って天候が怪しく、巨大な宿便状態となっていたのだ。戻って来た本は、汚れを落としてからカバーを換え、再び店頭に並ぶ日を待つことになる。そのため水には弱いのである。
朝から一汗かいてしまった。そうこうするうちに返品まで、もどってきやがる。あまりうれしくない。10:45、E堂製本N氏来社され、外に出した返品の山を積み込む。もっと多いかと思っていたら、業務用のバン半分くらいで収まってしまった。
それから、あちこちにフラフラと。当て所(あてど)のない自分探しの旅は、砂をかんでいるような気分がする。
昼前に社にもどると、M印刷からファクスが入っている。昨日送った3校ゲラのうち、見開き2P分、再校ゲラが落ちていたところがあった。それが今ごろ送られてくる。そこを直して、ファイルをM印刷に送信。発注元がこれでは、M印刷もやりきれないことだろう。

そこで、昼飯兼囲碁ゲームとなる。昨日から、初手を天元に打つのがマイブーム(すでに死語か)となっている。小生、相手を攻めているほうが楽しいので、天元に打つのはそれなりに有効なのである。そのあとの、相手の反応もなかなか面白い。
午後からは、索引制作作業をひたすら行なう。なかなか進まない。話の前提として、早く仕事をアップさせたければ、索引項目を減らせばいいだろうと思うが、こういう合理的な考えかたをしない人がいるんだろう。困ったものである。手首も痛い。

夕方、集中が切れ、またまた囲碁ゲーム。天元打ちがたまらない。囲碁には「真似碁」という戦法があって、黒が初手を天元に打った後、そのあとはひたすら白の真似をして打つという方法であるが、この戦法を最後まで貫徹すれば、いったいどっちが勝つのだろうか。今のコンピュータならば、そのくらいは計算できるのだろうか?
それはともかく、ネットで碁をやっていて劫を争っているところに、救援連絡センターSさんから電話。次の号の原稿、何を送ったっけという内容なのであるが、こちらはそれどころではない。生き死にがかかっているのだ。そこで、10分後に電話すると伝えて、再びゲームに熱中。今度は別の友人から電話がかかってきて、会社を出なければならなくなった。泣く泣く、投了ボタンを押して、荷物の受け渡しに出かけるのであった。

お隣では、P舎が著者を交えて本日も宴会。


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6 コメント

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Unknown (shige)
2008-05-29 17:41:49
>黒が初手を天元に打った後、そのあとはひたすら白の真似をして打つ
子供の頃父親にこれをやって嫌がられました。
地の数は同じ筈ですがコミがあるので黒の負けだそうです。
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その説もあるが、 (腹巻オヤジ)
2008-05-29 18:09:12
絶対真似碁の場合、白がずっと先手を取っているわけだから、白が大石を取って勝つという説もあるし、だいたい、どうやって終わるのかがわからない。
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しかしながら (shige)
2008-05-29 23:06:07
白が大石を取ることはあると思うけど、その次の手で天元を軸とした点対称の場所で黒が同じように大石を取るでしょう。

終わり方っていうのは良く分からないです。普通はどう終わるの?
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腹巻 (なるほど)
2008-05-30 10:48:40
基本としては、双方に打つところがなくなるまで打ったら、それで終り。
白としては、天元の石を取りに行けばいいんだけど、取れるのかな?
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わからない (shige)
2008-06-02 19:05:18
何となく取れないような気はするけれどもどうなんでしょうね。ただ、色々試してたら真似碁が成立しなくなるような打ち方はありました。天元の黒石に隣接した白石が取られると対称ではなくなるのでこの辺りに打開策があるのかも知れません。
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そんなこと研究してたの? (腹巻)
2008-06-02 19:11:43
特攻作戦ではあるが、一理あると思う。コンピュータで解析できないものか。
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