風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

久しぶりの書店営業

2008年05月13日 | 出版
そんなわけで、昨日はすっかり労働意欲を失い、Yahoo Kidsの囲碁ゲーム「初心者」でガキどもをなぎ倒し、焼酎を呑み始める。まったくもって嫌な大人である。そこにF社社長も見えられたので、P舎I氏を交えて飲み始め、1杯が2杯になり、3杯になり…、22:30帰宅。すぐ寝る。
おかげさまで本日は目覚めがよい。朝風呂に入り、ひげを剃って9:00出社。明け方降っていた雨はすでにやんでいるが、ドンヨリとした曇り空である。しかも、返品日である。先週の返品日は休みだったので、本日は2週分返ってくるかと思うと、気が滅入る。社内の返品置き場も満杯になっているし、そろそろE後堂製本N氏に倉庫会社に運んでもらわないとまずい。
というところに、早速、大阪屋からの返品が届く。続いて、出版共同(日販、栗田、太洋社)からの返品。さらに、改装をお願いしていた社内在庫をE後堂Nさんが倉庫会社から持ってくる。さらにM印刷S氏が、昨日持ち帰った600Pのゲラを持ってくる。コピーするのに1時間かかったとか。返品を片付け、伝票の整理と入力を終え、改装された在庫を所定の場所に入れて一息ついたら、止(とど)めにトーハンからの返品が届く。
こうして午前は、荷担ぎをしていたら早々に終了。グッタリ。

お昼時、ネットの囲碁に負けて悔しい思いをしてから、13:00、おもむろに書店に出かけることにする。書店さんを回るのは、2年ぶりくらいか。確か、ルンルン気分で札幌に行って、ボロクソの結果にギャフンとなって帰ってきて以来のはずである。しかも、最近はプライベートでも書店に足を運ぶ余裕がなかったので、書店の敷居をまたぐこと自体が数ヶ月ぶりである。最近はどういう本が並んでいるのか、楽しみにしてみたい。
まずは池袋のジュンク堂に。パソコンで『CMクリエイティブ論』の売れ行き数字を見させていただくと、昨日入荷しているジュンク堂のお店もあるようだ。続いて、リブロに。ここは配本がなかったとのことで、追加(?)でのご注文をいただく。
その足で新宿へ。まずは紀伊國屋南店に寄り、となりの公園で一服。一回腰を下ろすと疲れてくる。が、そんなことも言ってられない。三越のジュンク堂新宿店に向かう。こちらが増床されてから初めてうかがったので、店内をゆっくり歩いて見て回る。書籍の凝縮度と空間の開放感がうまくマッチしていて、いいお店だと思う。新宿三越の1Fエレベータで乗った10数名が、全員、ジュンク堂で降りていくのがよくわかる。コーナー展開としては、「ふるさとの棚」という企画が目立った。東京ならではの企画だとは思うが、全国の出版社から商品を集めてくるのは、かなり大変だったのではないだろうか。
その足で、紀伊國屋本店へ。担当の方がお休みだったので、売れ行きだけ聞いてお店を出る。
昼飯を食べたはずなのに腹が減った。すぐ目についた新宿3丁目のロッテリアに入る。エビバーガーのセットを頼むと、六百九拾円也。あまりの高さに目ん玉が飛び出るかと思った。しかも狭い店内をヘンに仕切りで囲っている。ここはラーメン屋の一蘭じゃないだろと、ツッコミを入れたくなる。二度と行かないことにしよう。
会社にもどると、17:00前。またまたyahoo kidで囲碁ゲームをやってクールダウンする。再び、ガキをジェノサイドする。これから、またM印刷さんのお仕事に突入。
しかし、午前は雑務、午後は営業、夜は制作というサイクルで仕事を回せないものかと、思わなくもない。体力が必要か。

なぜ人はジュンク堂書店に集まるのか―変わった本屋の元大番頭かく語りき
渡辺 満
自由國民社

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