ピカソ・マニマニア

ピカソの91年を 詩にしました。
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ドラマチック文楽 『杉本文楽 曽根崎心中』

2011-10-17 01:23:08 | 日記

現代美術作家 杉本博司氏の演出による 人形浄瑠璃です。 ETV特集 10月16日夜10時再放送を見ました。

今年1月に出来た 神奈川芸術劇場で 8月14,15,16日 5回上演されました。

原本に忠実に という杉本氏の意向で 『観音廻り』 の幕も加わり 一字一句違えなかったので 作曲からやり直されたそうです。  作曲は 三味線の人間国宝 鶴澤清治さん。

文楽では 主役級の人形は 普通3人で操るのですが 『観音廻り』 では ひとり遣い。 桐竹勘十郎さん(女優三林京子さんの弟)が 困惑しながらも 人形造りからされたそうです。

 

お初に その桐竹勘十郎さん 徳兵衛に 人間国宝の吉田蓑助さん。

 

舞台は舟板を取り除き 普段は横にしか動かない人形を 正面にこさえた  長い花道を 縦にも動かします。  照明は極端に暗く 人形の遣い手は 歩数を確かめながらの移動です。 道行に効果的に使われます。

解りにくいので 省略して上演されていた 唄は 浄瑠璃方が 何とか伝えたいと 渾身の力をふりしぼって 演じられ ドラマチックになりました。

最後に映るのは 三味線の鶴澤清治さんと 吉田蓑助さんです。

 

私の知っている文楽と 全然違う。

見たかったなあ。

         風呼  でした      

 

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”お気に入り”

2011-10-16 13:11:48 | 詩作

 

パソコンを 開けまして。

 

 

  ”お気に入り”

 

お気に入りに

ひとつ追加

 

ついでに

いくつか消去しよう

 

すっかり

忘れてしまっているもの

 

ためらいながらも

忘れ去りたいもの

 

 

心の中にも

”お気に入り”があって

 

消しても消しても

甦ってくる

 

 

 

忘れた方が いいのに。 

       風呼  でした        

 

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機(起)因に敏なひと  村岡花子さん

2011-10-15 23:54:12 | 

写真は 赤毛のアン 原書と 花子直筆原稿です。

 

”赤毛のアン” の訳者 村岡花子さんは 機(起)因に敏な人でした。  兄弟の犠牲の上に自分の学業が成り立っていると 十分理解していました。

10才で東洋英和女学院の給付生になり 寮生活を始めるのですが ひと  月に2回ある外出日に 家には帰りませんでした。  自分の学業の成果が出るまで 浮かれてはいられなかったのです。

学校の紹介で 16才で英語の家庭教師を三軒もつと 花子は母に仕送りをするような娘でした。 華やかに見える 裕福な家庭の内実をも 知るようになります。 自分の目でしっかりと見、 判断する娘でした。

 

女学校の教師を経て 再び翻訳や物語を書くようになった花子は 1919年    26才の時、 運命の人と巡り合います。 聖書の印刷を一手に引き受けている 福音印刷の 御曹司 村岡ー人敬(けい にんべんに敬)三ーです。 二人は即 相思相愛になりますが けい三には 一子と長く患っている妻がありました。  結婚生活はとっくに破綻していたのですが 花子は略奪という形で けい三と結ばれます。

やがて二人の間に 男の子が生まれ 道雄となづけられますが 6才の誕生日目前の9月1日に 疫痢で死にます。  その3年前の関東大震災で けい三の息子が7才で亡くなっていました。  花子は道雄を亡くしたのは けい三の息子を薄倖のまま死なせたせいだと 自責します。

その後 二人は子供に恵まれませんでした。 同じ敷地に住む 花子の妹の子 みどりを養女に迎えます。  その みどりの次女が 『アンのゆりかご』 を著した 村岡恵理さんです。

 

花子は とうとう アンの小説の舞台 プリンスエドワード島に 行きませんでした。 みどりが米国滞在中に 訪れた花子を 連れて行こうとしますが 第二子(恵理)を妊娠中でした。 身重の娘を気遣って花子は断ります。  恵理が生まれてまもなく 今度は花子が みどりを伴って行こうとするのですが 置いていくつもりの恵理が 気配を察してか 花子の顔を見て火がついたように泣き出した。  幼子を母親から引き離すむごさに気付いた花子は またしても断念するのです。

 

今はやりの言葉で言えば 想定外 に起こることには 起因があると 私も常々思っていました。 

村岡花子さんは きっちりそれを考える人でした。

 

花子さんは プリンスエドワード島に 行かない方が良かったのだと思われるようになります。  大切な何かが壊れてしまうかも知れなかったのです。

        風呼    でした        

 

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村岡花子さん 『アンのゆりかご』

2011-10-14 23:45:06 | 

”赤毛のアン”の訳者 村岡花子さんの伝記です。お孫さんの 村岡恵理さんが書かれました。 1893年6月21日生まれ。 この写真は花子が 25, 6才のころのものです。

あの時代に あんなに立派な英語教育を受けられているので 恵まれた家庭のお嬢様かとずっと思っていました。  

実際は クリスチャンで社会主義者だった無頼のような父親と 従順な母親との間の8人の子供たちの第一子で 花子と五番目の子のうめ以外は 養子に出されるという家庭でした。

花子(”はな”が命名された名まえです)の賢さを見抜いた父親が 花子10才の時に東洋英和女学院に 給付生として入寮・入学させます。  「華族の娘なんかに負けるな」 と。

ABCも知らないで入学した花子ですが 英和辞典を手にした時から 書籍 室に入り浸り ほとんどの本を読破します。 読んだ本を寮の皆に語って聞かせるのでした。

徳富蘇峰が2年間の洋行の時 奥さまが入寮され自由に授業を受けられていた事がありました。 旦那様がいない寂しさにいつも目を赤く腫らしていられましたが 花子にだけは親しく接していたそうです。 花子は13才でしたが   大人だったのですね。

15才で結婚し20才で実家に戻った 柳原ー火華ー(あき)子が入寮してきた時も やはりそうでした。 あき子(白蓮)は22,3才 花子15,6才。  二人は夜通し話し合うほど 仲良しでしたが あき子が九州の炭鉱王と愛のない結婚を決めた時 花子は離れていきます。  後に 交友は復活します。

東洋英和という学校は 麻布学園と並ぶ カナダ系のメソジスト系のスクールでした。 先生は宣教師でもあります。 第一次世界大戦で 宣教師たちが帰  国させられた際 ひとりの先生が花子に本を置いていきました。 それが ”アン・オブ・グリーンゲイブルズ” 邦訳 赤毛のアン です。

40才でこの本の翻訳を志し 第二次世界大戦中も本と訳が終わった原稿を  抱えて逃げた、 13年かかって完成したが 出版されるにはさらに7年の歳月が必要だった。 花子は60才になっていました。 

 

初恋の相手が 後にエリザベスサンダースホームの理事長になる 澤田廉三だったり 同年生まれの市川房江や そうそうたる女性運動家、 小説家との交流に 胸がときめきます。

そうして 運命の人 聖書の印刷を一手に引き受けていた 福音印刷の社長の 村岡ー人敬ー(けい)三と結婚します。 

 

人生における困難の起因も たくさん織り込まれていて 読み終わるのが勿体ない本でした。 

   新潮文庫 705円(税別)  

(あき子のあきと けい三の けいが 漢字化できませんでした。 最近このブログ編集欄がクルクル変わり 私は対応できていないのです)

       風呼   でした         

 

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天満宮の満月

2011-10-12 21:47:35 | 詩作

 

大好きな 町田天満宮に 満月が架かりました。

 

 

 天満宮の満月

 

天秤座の新月に

願った恋は

成就したのでしょうか

 

ためらいながら

距離をおいて

歩いていた制服のふたり

 

ごらんなさい

 

七色の光が

乱舞しています

 

 

きっと叶った筈。

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追悼 中村芝翫さん

2011-10-12 01:19:03 | 日記

 

人間国宝 中村芝翫さんが 10日に死去されました。

9月の新橋にお出になるというので 拝見したいと思っているうちに 休演され とうとう見ることが出来ませんでした。   大好きだったので とても 残念です。

写真は 平成10年11月の 顔見世 『紅葉狩』  右下は更科姫 左は 実は 鬼だった 正体を現したところです。

右上の素顔は 平成11年10月のものです。

 

女形を得意とされましたが 風貌はどちらかというと武骨。

15年前くらいに見た舞踊 ”隅田川” の狂女が忘れられません。 舞踊を見るのはあまり得意ではなかったのですが (玉三郎の"鷺娘”でも 寝てしまった) 本物の涙を浮かべながら演じられた 母の子を想う気持ちに おもわず私も涙したものでした。

 

祖父が 5代目歌右衛門という名門に生まれながら 5才で実父を亡くし             12才で後見人の祖父も失ない 苦労をされたと聞きます。

ご自分は 2男2女に恵まれました。 長男が福助 二男が橋之助 女婿が勘三郎 という今を時めく 縁戚です。

新歌舞伎座の柿落(こけらお)としは 福助の歌右衛門襲名と聞きます。

私は絶対に そこで芝翫さんの口上が聞けるものとばかり ひ孫の勘太郎の長男 の初舞台にも 一緒に舞台に上がられるとばかり思っていたので 本当に残念です。

 

心より ご冥福をお祈りいたします。

         風呼    でした       

 

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蝶の道

2011-10-11 13:06:19 | 詩作

我が家には 蝶の通り道があります。




  蝶の道


どこから来たのだろう

羽衣ジャスミンが
玄関前の月桂樹に蔦って


どこから飛んでくるのだろう

大きな揚羽が
東西に長い庭を横切っていく


ジャスミンも蝶も
同じ道を辿って



除草剤も殺虫剤も無縁の
我が家の小さな庭


パセリ セージ ローズマリー
えんど レモンバーム

自慢のハーブ花壇に
向かって






特に紫の花を咲かせる セージは 虫たちのお気に入り。
落ちた花びらを掃除しようとすると 丸いお尻のキュートな 熊ん蜂に いつも追い払われる私です。

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ゲストで出演  堀尾正明さん  スタジオパークからこんにちは

2011-10-10 15:52:12 | 日記

新装なった NHKスタジオパークからこんにちは の 初めてのゲストは            初代司会者の 堀尾正明さんでした。

40才で始められてから 16年たつそうです。  御年56才!  こんなに           印象の変わらない人も 珍しいと思います。

堀尾さんの スタパが大好きで 良く見ていました。 舞台に詳しく 山川           静雄さんの後は この人だ と思っていました。  だから スタパを外れら           れた時は とてもがっかりしたものです。

大学在学中に 俳優座養成所に入り しばらく俳優座に籍をおき 舞台に            も出演経験がおありだそうです。  26才でNHKに入社されました。

よくたぶん自腹で 舞台をご覧になっていて 対談がとても面白かったの            です。

 

現在 NHK教育TV 水曜夜10時~10時25分の 『100分de名著』              の番組に出演されています。

NHKの劇場中継などの解説にも 出ていただきたいな。

       風呼    でした        

 

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今日の 『毎日かあさん』  男の子を育てて良かったこと。 

2011-10-09 12:59:22 | 日記

毎日新聞の 日曜に連載している 西原理恵子さんの漫画です。

人生の機敏を知り尽くし 人の心の奥の奥まで突き抜ける 肝も腹も座った          限りない優しさに満ちた  西原さんのこの漫画を 毎日曜 楽しみにしています。

 

今日は 男の子を育てて良かったこと。  西原さんのこの漫画では 長男           とその妹が多く描かれたいます。 ただでさえ男の子は母親にとって異星人ですが 西原さんのご長男の異星人振りは半端やない。

さんざんその あっちの人振りを 知らされてきたのですが 今日の 『毎日かあさん』 では想定外の行動ばかりする そんな男の子を育てて良かったこと。  です。

 

「おバケがでる~」 と 怖がらせて楽しめる。

刃物を自分の額に突き刺したふりをして ものすごく驚かせてもいい。

一緒に外を走りまわれる。

一緒にもりもり ごはんを食べる。

肉料理が得意になる。 しかもキロ単位。

虫や電車にくわしくなる。

くだらないギャグが得意になる。

一緒にUFOを信じる。

大人になったら居酒屋で待ち合わせて一杯 ー

 

そして

好きな人の 子供のころが 見られる。

 

 

 

折に触れ 西原さんって 詩人やなあ~  と 思っている私です。

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金木犀の恋

2011-10-07 23:12:31 | 詩作

示しあわせたように 近所の金木犀は 一斉に花開く。

ある朝 突然 開けた雨戸の端から匂ってきます。





  金木犀の恋



私はここ
ここにいます


匂わなければ
咲いたと気付いてもらえない


でも誰に
気付いてもらいたい?


こんなに甘く美しく咲いても
とおい遠い地に住むあの人には
届かない



澄んだ秋を深まらせる
夜更けの雨

路上に小さな花びら
甘い匂いを残して


今年もまた
見返りのない恋に
焦がれて散っていく






金木犀は中国から渡来 雌雄別株で 日本には雄株しかありません。
どんなに花を咲かせても どんなに匂いを発しても 実ることはありません。


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『髑髏城の七人』  劇団☆新感線  於・青山劇場

2011-10-06 23:49:55 | 観劇

小栗旬、 森山未来、 早乙女太一 が出演とあれば見に行かざるを得ないでしょう。

古田新太の出ていない 新感線がどんなものかも知りたかったし。

写真は左から 小池栄子、 小栗旬、 森山未来、 早乙女太一。

 

物語はこうです。

信長亡き後、 その側近たちが関東に流れてくる。 信長の密偵だった小栗         旬、 信長の小姓(影武者という設定の時もあったそう)だった森山未来、            鉄砲隊だった小池栄子、 そして生きていた森蘭丸に早乙女太一。

小池栄子は 極楽太夫という名で 早乙女太一の蘭兵衛が営む 駆け込み          寺のような遊郭・無界屋にいた。

森山未来演じる 天魔王が 髑髏城をつくり 亡き信長の威光を胸に 狼藉          の限りを尽くしているのを聞いた 小栗旬演じる 捨之助が現れ 天魔王と対決する。 

薬を盛られ天魔王の手下になった蘭兵衛は死に 無敵と思われた天魔王も          最後は滅び 髑髏城は 家康の物になる。

そこに 髑髏城を設計した 仲里依紗の沙霧が絡みます。

 

小栗旬は太ももも顕わな着流しがよく似合う。 

早乙女太一は 新感線の舞台にしては 演技がちょっと暗すぎる?

森山未来はさっすがダンスの名手、 市川染五郎振付という 殺陣の振付を              シャープに踊る。 殺陣は十八番(おはこ)の 早乙女太一より切れがあります。 早乙女太一は損な役割りなのかも。 扮装も地味ですし。

小池栄子は華やかで 存在感と安定感があります。

よくわからないのが 仲里依紗という女優さん。 声がかすれていたのは地声なのか 嗄れたのか。 一瞬 マチャミ(久本雅美)かと思った。  動きも女優さんというより 子供のよう。 そういう役柄なんだろうか。

 

7年ごとの再演だそうで 今回で5回目です。

激しい動きが要求される新感線も 主役級の団員の年齢が高くなり 新旧交          代の時のようです。 『鋼鉄番長』 に続き 今回も怪我で休演が出ました。   古田新太さんは 捨之助と天魔王の二役をなさったこともあるそうですが。  どうりで前半に森山未来の出番がほとんどなく 後半は小栗旬の出番が少ない筈だ。

劇団員では 刀鍛冶役の さすがの高田聖子さん 日和見の三五という役の  河野まさとさんが 出色でした。

 

前半は小栗旬の出ずっぱり ちょっと散漫?  後半に森山未来が登場すると 舞台は求心力が出てきます。 緊張感をもって舞台が支配されます。

最後の大立ち回り(百人切りというそう) で 一人斬るたびに 捨之助の刀     を研ぐ兵庫(勝地涼・好演)のところが 新感線らしい笑いでした。  

 

古田新太の笑いが懐かしい

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坂の上の駅

2011-10-05 21:48:51 | 少年期 詩作

坂の先には何がある?

 

 

  坂の上の駅

 

急いで坂を上れば

乗れるかも知れない

みんなと同じ電車に

 

いつでも僕だけ乗り遅れている

こうやって羨んで見上げている

 

そういう風に

出来ているんだ僕は

 

だけど本当は

みんなと同じ電車に乗りたい

 

この坂を駆け上がれば

きっとあるに違いない 僕だけの駅

 

僕は僕の方法で

いつか皆んなに追いついてみせる

 

 

 

いつでも劣等感が 一番先。

             風呼  でした      

 

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NHK朝ドラ 『カーネーション』 

2011-10-03 16:32:38 | 日記

本日から始まりました。

世界に誇る コシノ三姉妹のお母さんの一代記です。

呉服商の娘に生まれながら 洋裁を志す。 昭和を生き抜き だんじりに           憧れた 岸和田の女。

 

少女時代の 二宮星ちゃんが かわいい。 やんちゃ振りは本物?

椎名林檎さんの 主題歌も 可愛い。 ので 勝手に歌と動画をミックスさせ         てみました。

 

前回の朝ドラ『おひさま』を見ていました。 一回目が面白くなかったら見ない            つもりでしたが 面白そうなので 明日も見ます。

お母さん役の 麻生祐未さんも大好きですし。

 

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毎日新聞朝刊連載小説 ” マルセル ” が面白い

2011-10-03 15:04:22 | 日記

 

1968年 京都国立近代美術館で開催された 『ロートレック展』 で最終            日の12月27日朝に盗まれた絵画 ”マルセル” の事件の謎に迫っています。 絵は時効1ケ月後に出てくるのですが 事件は未解決のままです。  高樹                  のぶ子作。

この年12月10日に 府中の3億円事件もありました。 同じく未解決です。

 

物語はこうです。                                                新聞記者だった父親の遺品を整理していて やはり同じ新聞記者の娘が              マルセル盗難事件に関する父親の原稿を見つける。 娘は母の顔も知らず           父親一人の手で育てられていた。

その原稿は マルセル盗難事件の謎に迫るもので 娘はどんどん引き込            まれていく。  死んだと聞かされている自分の母親が誰であるか そしてその母親は絵画の贋作をしていたらしい。

母親とおぼしき人の姉 の死をきっかけに 事件の核心にいると思われる            謎の人物に誘われるまま 娘はパリに飛ぶ。

そこで 高価な絵画の巧妙な売買のからくりを知る。                         が 今日までのあらすじです。

 

この『ロートレック展』は 読売新聞主催でした。  絵が発見されるという            大スクープは 朝日新聞、 そしてこの事件の謎に迫ろうという小説は              毎日新聞連載 という 日本の三大新聞が 関しています。

 

アラフォーの けなげで孤独な主人公が魅力的です。 謎ときの協力者(?)          とおぼしき年下の男性と親密な関係になっても 気は許しません。

これから インディアンの秘密結社も絡んでくるらしい。

 

毎日 ワクワクしている

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ペギー葉山さん ”懐かしの映画音楽”  於・中野サンプラザ

2011-10-02 23:28:44 | 観劇

 

9月30日午後5時の中野駅前は 男性も混じった デンデラ状態でした。

 

第15回だそうです。

(財)日本チャリティ協会主催の ”懐かしの映画音楽祭”

写真は左から ペギー葉山さん マーサ三宅さん 雪村いづみさん。             この3人で オープニングと 大トリをつとめられました。

御存じかとは思いますが マーサ三宅さんは 日本の女性ジャズボーカ            リストの先駆者です。 知る人ぞ知る実力 NO1。 司会のTBSアナウンサーも学生時代 ラヂオから流れてくる歌声に胸をときめかせたそうで 対面に感激されておられました。 大橋巨泉さんとの間に2人の娘があり その御長女さんが 私のジャズボーカルの先生の 大橋美加さんです。  (美加先生は 一部のトリに出ていらっしゃいました。上手い!)   二葉百合子さんが 引退をされたので 現役歌手最高齢だそうです。  80才はこえていらっしゃいます。

長い髪を垂らした ほっそりと少女のような雪村いづみさん 74才。 

でもやっぱり 驚嘆するのは ペギー葉山さん。  ドレミの歌を歌っていら           っしゃった時の面影を残したままの やがて78才!   衣装も素敵で 歌声も昔のままです。

 

歌った人は全部で15人 うち一組は ボニージャックス。  歌手の半分の          人は知りませんでしたが 曲はおおかた知っていたので 楽しめました。

とくに マーサ三宅さんを聴くのをとても楽しみにしていました。 噂でしか知らなかったのです。  ウーン、 聞きしに勝る。 唸りました。

 

知らなかった歌手の中で ひとり凄い方がおられました。 悠路(ゆうろ)さ           んと仰います。  ドラマティックシャンソンとでも形容しましょうか。  『群衆』 と 『パダン・パダン』 を歌われましたが 圧倒されました。  海外でも高く評価されているそうです。 ライブにも出ていらっしゃるそうですが 極端に情報が少ない方です。  是非 コンサートに行ってみたいと思ったのですが。

 

姉2人との ベビディ・バビディ・ブー 懐かし鑑賞でした。 

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