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小説 『 土佐堀川 』    古川智映子著

2016-03-08 00:16:32 | 

 

今更ですが 現在放映中のNHK朝ドラの原作です。

 

表紙は 主人公が建物の完成を見てから死んだという 大同生命ビル。

 

1849年生まれ、 明治から大正初めにかけて 力強く生き抜いた 広岡浅子という女傑の生涯です。

 

小説と銘打たれていますが 伝記に近い。

生涯をざっくりと わかり易く描いてありますが 本人の心情には あまり触れられていません。

 

 

浅子は三井十一家の出水家に生まれます。

三井十一家とは 浅子の父高益を遡る事6代 三井高利の11人の子それぞれが独立したもの。

浅子の父は 10男の系統。

 

この十一家の経済は まとめられ 大元方と呼ばれる 長 を置いていて 浅子の父は当時その役職でした。

十一家それぞれは 今でいう給料制だったそうです。

 

財産はまとめて管轄され 分散させなかった。  ユダヤ方式だったんですね。

 

 

市川房江という 稀代の清廉の政治家は 浅子の薫陶を受けたそうです。

 

 

戦後、米兵と日本人女性との間に生まれた混血の孤児のために エリザベスサンダースホームを作った 岩崎家出身の澤田美喜とも 姻戚関係になります。 

 

ちなみに 歌手の由紀さおりさんのお姉さんの 安田祥子(やすださちこ)さんは 本名を澤田祥子さんと仰って 澤田美喜さんの次男の奥さんです。

 

 

 

      by    風呼            

 

 

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