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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

FFXI <戦75,ナ62,暗47,侍40, 忍37, 白黒25, 狩シ24, モ10 >

2006年07月16日 23時17分13秒 | GAME
今週は先週末にやったプロマシアミッションで久々に手がけた暗黒を上げてみた。侍の2連携は楽しいし、そのまま続けても良かったのだが、プロマシアミッションのディアボロス戦に備えて、スタンをうったりしているうちに、結局、去年暗黒をLv40まで上げたものの、アピリティの「暗黒」とか「ラストリゾード」なと、暗黒らしい立ち回りを自分は全然していなかったことに気がついて、そういうものを使った戦いをしてみたくなったというところだと思う。

 で、レベル上げはLv41から一週間かけて、Lv47まで上げることに成功した。そろそろこのレベルになると、俗にエースと呼ばれる竜騎士や暗黒、そして侍などは人気がなくなってくるので積極的にリーダーして人集めもした。このレベル帯だとアルテパのカプトとかクロウラーの巣のいも虫とかけっこう狩り場に苦労しないので、リーダーもけっこうラクなものがある。ちなみに武器はほとんどトレードマークの鎌は使わず、両手剣か片手斧だった。前回も書いたとおり、片手斧はメリポで上げてあるので、時折一緒になる戦士さんよりダメージ大きかったりするのは楽しい。不遜な言い方だけれど、「ざまぁ、みろ」という感じであった。ちなみにサポは戦士を要求される場合と忍でそのままいける場合と半々といったところか。

 日曜日は先週の続きで、プロマシアミッションの第4章の応龍戦に挑戦....しかし、その結果は散々であった。私はナイトで参加したのだが、早い話が相手の攻撃が激烈過ぎ、盾役である私が早々と撃沈してしまうのが、致命的だったひさしぷりのナイトで自己ケアルのタイミングがまず過ぎたし、ハイポをがぶ飲み程度ではほとんど焼け石に水状態で、自己回復ではほとんど間に合わず、後衛がケアルを余儀なくされた結果、ヘイトを稼いでターゲットがふらつき、陣営が大きくくずれて、そのまま崩壊というパターンだったと思う。他のメンバーに申し訳なく思うことしきりだが、正直申して、4回やったものの、自分の腕ではあれが限界だったと思う。来週さっそくリベンジだか、いったいどうなることやら(笑)。
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The Early Beatles

2006年07月15日 23時12分14秒 | Beatles
 ビートルズの作品のアメリカの発売権はいろいろ複雑で、例えば「ア・ハード・デイズ・ナイト」は映画の配給元であるユナイテッド・アーティスツから出たし、ごくごく初期の作品の発売権は、「抱きしめたい」でメガトン・ブレイクする前は、実はキャピトルではなく、VeeJayとかSwanといったアメリカのマイナー・レーベルがもっていたりした。このあたりの事情も絡んで、キャピトルのアルバムの選曲は、妙にかゆいところに手が届かなかったりするのだが(笑)、このアルバム、65年になって、前述のマイナー・レーベルが版権を離したんだか、倒産したんだで、めでたくキャピトルに発売権が移行して発売になったものである。だから、タイトルが「初期のビートルズ」....実にわかりやすい(笑)。

 選曲は11曲中、10曲が「プリーズ・プリーズ・ミー」からのもので、両面の冒頭に「ラブ・ミー・ドゥ」と「プレーズ・プリーズ・ミー」を配しているあたりと、アメリカらしい刹那的な構成を感じさせるが、ほとんど印象としてはアルバム「プレーズ・プリーズ・ミー」の地味なヴァリエーションという感じで、キャピトルらしい妙ちくりんな選曲の妙というのがない分、印象の薄い仕上がりといえる(ジャケも「フォー・セイル」の裏ジャケの流用だし)。個人的にもこのアルバムは愛聴した記憶がない。メリットとしては、アルバム「プレーズ・プリーズ・ミー」の諸曲をキャピトル・エコーの、しかもステレオ・ヴァージョンできけることかもしれない。「プレーズ・プリーズ・ミー」など例のジョンが途中で歌詞を間違え、笑い気味に歌うヴァージョンで、マニアならそれだけでもうれしいかもしれないし、例のエコーのおかげてこの曲のキレだとスピード感が後退し、グラマスな趣にかわっているあたりも、キャピトルらしいところだと思うが....。
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The Beatles VI

2006年07月14日 00時27分55秒 | Beatles
 このアルバムの位置づけとしては、「フォーセイル」「ヘルプ」の落ち穂拾いといったところだったと思う。全く個人的な印象だが、いくつかあるキャピトルの編集物としては一番、苦しいというか、早い話残りかすを集めたアルバムという感じがしてしょうがない。なにしろ、前述のふたつのアルバムの一番おいしいところは、「65」や「ヘルプ」にとられてしまってのに加えて、シングル・ヒットが入っていない、「バッド・ボーイ」とか「イエス・イット・イズ」とかいう大穴がメインになっているというあたりもそのあたりの印象を増長している。

 とにかくこのアルバムは、もう35年くらい前から違和感ありまくり、実は落ち穂拾いという点で考えれば、その後の「イエタデイ&トウディ」の方がはるかにぶっちぎった落ち穂拾いな仕上がりだった訳だけれど、なんていうか、総体的な地味さという点ではこちらの方がはるかに上だと思う。ジャケはいかにもアメリカらしいポップで派手なもので、その意味では、なんとなく内容を期待させるんだけど、実際聴いてみるとやっぱし、残りかすだよなぁと思ってしまう....そんなアルバムだ。まぁ、好きな人もいるだろうけど。
 ちなみにキャピトルのサウンドはこのアルバムあたりからそれなりに落ち着いたものになっていて、ビンビンのエコーは「イエス・イット・イズ」あたりに感じられるくらいになっている。
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ELDISSA / What a Difference...

2006年07月13日 23時35分46秒 | Jobim+Bossa
  去年は7月に入ると、すぐさま当ブログ上で「サマー・ミュージック特集」みたいなことを始めた訳だけれど、今年ももちろんその続きをやるつもりで、あれこれ考えていた。ただ、なんとなく7月に入ってもなんとなく夏とかいう感じがせず、そういうしているうちにこっちが風邪をひいたりしたりで、なんとなく時期を逸してしまい。こうなったら、梅雨明けと同時に始めようなどと思ってたりもしていたんだけど、さっき部屋を出たらあまりに暑いので、なんとなはなしに温度計をみたら30度近い!、これはなにげに熱帯夜ではないか。そういえば、今日の昼など私は県内をほとんど縦断するいきおいで、講演のかけもちみたいなことをしていたのだが、どのくらい汗をかき、その都度、最寄りのドトールでアイス・コーヒーを飲んだことか。いゃ、梅雨明けなんぞという儀式は関係なく、既に夏本番だったのだ。

 という訳でサマー・ミュージックの予告編として、こんなを聴いている。エルディッサと読むのかな。70年代後半~80年代前半の懐メロ・ポップスをボサ・ノバ風なアレンジで演奏しているバンドである。なんかCMにも使われたりしているらしいし、曲目がいかにもいかにもなので、ひょっとすると「日本発の洋楽」として作られたプロジェクトなのかもしれない。そのいかにもいかにもな曲目を拾ってみると、Stayin' Alive(ピージーズ) 、Fame(例の映画)、Gimme! Gimme! Gimme!(アバ) 、Fantasy (もちEW&F)なんてところだ。音楽はアコギ2本+薄い打ち込みリズム+ソウル系女性ヴォーカルといったところで、一応、ありがちフュージョン系のボッサではなくて、本場系のサウンドを踏襲しているあたり、嫌いな言葉だが「癒し」を求めるリスナーの需要を見越した、いかにも今風な音というべきにのかもしれない。個人的にはヴォーカルがもうこういう歌い上げ系じゃなくて、羽毛のように軽いアンニュイな女性ヴォーカルだったら、もう少しよかったと思った。ついでにいえば、こういうさりげなさは、私のようなオッサンには低カロリー過ぎ、薄味過ぎて、ちょいと歯ごたえがないと感じでしまう。
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JOE SAMPLE / The Pecan Tree

2006年07月12日 23時11分04秒 | JAZZ-Fusion
 確か4年くらい前に出たジョー・サンプルのアルバム。この時期のサンプルはレイラ・ハザウェイをフィーチャーした作品だとか、セルフ・カバー・アルバムとかを出していて、なんていうか、ある意味過渡期を感じさせた時期だったように思うんだけど、このアルバムもそうした流れで、R&B畑のハワード・ヒュイットやリズ・ライト(どちらも詳しくは知らず)を迎え、ヴォーカル曲が4つも収録されていたあたりが、話題になっていたように思う。

 個人的に、ジョー・サンプルというと洗練されたピアノのフレージングが好きだったし、音楽はなんでも聴く方ではあるが、R&Bというのはあまり積極的に聴きたいジャンルでもないので、結局レイラ・ハザウェイとのアルバムは聴かずじまいだったし、このアルバムもけっこう「濃い」ヴォーカルが随所にきこえてくるので、ジョー・サンプルのアルバムとしてはあまり楽しめなかったような記憶がある。じゃぁ、なんでそんなアルバムを聴いていのかというと、気まぐれというより、友人がやる(らしい)和食料理の店でのBGMを頼まれたからなのである。キーワードは「スムース・ジャズ」なんだそうな。それであれこれ思いめぐらせたいたところで、思いついた音楽のひとつがこれ....という訳なのである。

 ちなみに私の感覚するとこのアルバムは、前述のとおりジョー・サンプルにしてはR&B色が強すぎて、少々泥臭すぎて「らしくない」ところがあると思う。個人的にはおしゃれなところで飯を食うなら、音楽は「スペルバウンド」とか「インビテーション」あたりが鳴っていてほしい。しかし、今の感覚するとわたしが少々泥臭いたと感じた、こういうセンスこそが、むしろおしゃれでモダンな和食料理店にはあったりするのではないか?などと考えたという次第なのだが、どうだろうか、やっぱセンス悪いかな。
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ブラームス ハイドン主題による変奏曲/セル&クリーブランド管弦楽団

2006年07月11日 22時36分04秒 | ブラームス
 先日の交響曲第1番の余白に収録されていたもの。厚みやスケール感といった点で、セルの交響曲第1番はスタンダードな演奏として評価するとややものたりないところや違和感があったりしたのだけれど、こういうオーケストラによる性格変奏曲という、ある意味技術至上主義的な素材となれば、セルの真骨頂をいかんなく発揮する領域なはずだし、実際聴いても妙なひっかかりもなく、あぁ、ブラームスの変奏曲を聴いているなぁ....という感じで、非常に安心して楽しめる。

 この曲は主題と8つの変奏とラストにパッサカリアがおかれている。ピアノで作られたヘンデル・ヴァリエーションに比べると変奏の数が少ないけれど、基本的にはセレナードあたりと共通するような牧歌的、田園的なムードに対象を限定して、そのレンジの中で様々な感情や風景を、オーケストレーションの練習も兼ねて、じっくりと表現してみたといったところだったのだと思う。セルはそうした曲の性格を見事に表現していて、全編にわたってほとんど文句のつけようのない演奏となっている。ブラームスの描く田園風景みたいな音楽は時にだれがちになってしまうこともあるのだけれど、セルの場合は短調の第2変奏と長調の第3変奏あたりをきっちりと描き分けているあたりはもちろん、この曲のテクニカルな面といえば誰も思い足す、第5,6変奏あたりのダイナミズムも実に精緻で表現されていてこの曲の技巧的おもしろさを堪能させる。

 また、シャコンヌで徐々にテーマの原型に回帰しつつ、なぜだか不思議と高揚してしまうハイライトの場面も、セルの場合、節度をわきまえた演出が秀逸だ。例えばついキラキラ鳴らしてしまうことが多い、終盤のトライアングルなど実にほどよいバランスで、「表題音楽じゃあるまいし、このくらいきこえれば十分!」というセルの声がきこえてきそうなものだ。
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ディープ・パープル/ライブ・イン・ジャパンの研究<4>

2006年07月10日 19時57分43秒 | ROCK-POP
 8月16日、つまり日本公演3日目、武道館の演奏。昨日の演奏で勢いが更に増した凄まじいパフォーマンス。冒頭のチューニング更に早めの手数の多いフレーズが連打、もう我慢できないといった風情で、イントロから怒濤の如く進んでいく。中間に配置されたロードとブラックモアのソロは前2日より、おそらく16小節くらい長目に演奏されていて、「オヤっ」と思わせると同時にこの日のハイテンション振りを否応なく感じさせる。
 ただ、この演奏、テンションや勢いという点からすれば、確かに前日を上回る凄まじい演奏には違いないのだが、全体的にやや暴走しすぎて荒れ気味なところがも散見する。ギランのヴォーカルはやや荒れ気味だし、最後のテーマの部分など、勢い余ってブレイクのところで、バンドメンがそろわずリズムの裏をとっているみたいにひっくりかえってしまっているのは惜しい。

 とはいえ、ディープ・パーパルは何しろハード・ロック・バンドだった訳で、こうしたオーパー・テンションの演奏というのは、かえって彼らには相応しいものだったかもしれない。まぁ、当方は15日の演奏が血肉化してしまっているので、他の日の演奏は何かと批判的にながめがちだけれど、前述のリズムのとちりさえなければ、この演奏がオリジナルに収録されても決しておかしくなかったとさえ思うほどだ。
 ついでに書けば、日本の武道館は音響が悪いのでライブ・アルバムには使えないとか、昔からもことしやかにいわれていたけれど、ややデッドな響きがするような気もするものの、音質的に他の2日間のものと比べて特に劣っているとも思えない。マルチトラックで収録されているだから、あたり前といえば当たり前なのだが、いったいこうしたことは誰がいいはじめたのだろう?....確かメンバーだったような気もするが(笑)。
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FFXI <戦75,ナ62,暗41,侍40, 忍37, 白黒25, 狩シ24, モ10 >

2006年07月09日 21時54分52秒 | GAME
 今週もまったりと侍を上げ、ガルレージュ要塞やクローラーの巣、あとお久しぶりクフタルの洞門など経て、土曜日にはめでたくLv40に到達した。侍の腕の見せ所2連携もなれてきたし、盾役もこのあたりではっきりと分担化してくるのて、やはり次の課題はサホシーフで不意WSといったところだろうか。このあとフレンド登録したお仲間が侍AFをとりたいというのでお手伝い。夜半には戦士でメリポにちょこっと参加して1万くらいかせぎ、メリポの上乗せといろいろ忙しい。

 日曜日には、プロマシア・ミッションのディアボロス戦で担当する暗黒騎士に久々になってみたが、武器のスキルがいまいちだったので、ジュノでシャウトしていたクフタルでスキル上げパーティーに参加して、両手鎌と両手剣のスキル上げをした。ついでにミッションでは、スタンを担当するということで、ソロでロランベリー、夕方参加したパーティーではスタンを撃ちまくって魔法スキルを10くらいあげたりもした。とにかくスキル上げまくりの一日という感じである。ちなみにパーティーで使った武器は片手斧だった、なにしろメリポでスキルを限界まで上げてあるので、一番得意のはずの両手鎌より片手斧の方がスキルが高いのだ、これを使わない手はないという訳だ。

 夜半には問題のプロマシア・ミッションのディアボロス戦、前回のマメット戦では2回も失敗し、3度目で勝利となかなか苦闘したので、こちらはも相応の覚悟をしていたのだが、ナイトメアという技を封じつつ、システマチックな戦闘をセオリー通りに淡々とこなした結果、予想外の出来事もなくなんなく勝利という感じだった。むしろ、ひとりでソジアにオイルパウダーで向かっている時の方がよほどどきどきしたというところか。
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台湾の食い物 #9

2006年07月08日 23時22分39秒 | 台湾のあれこれ
 こちらは台北のとあるデパートの地下で食べた排骨飯。台湾のデパートの地下は大抵日本と同じで食品売り場になっていて、その一角に屋台よりは上、だけとファースト・フードよりちょい下くらいのランクでものが食せるようになっている。私はこの写真をとった前日に台中で食べた排骨飯があまりに旨かったので、あの感激を再びと思って注文したが、デパートらしい小綺麗なトレーにのっかり、ととのった外観ではあるが、味の方はいまいちだった。それにしても、台湾のデパートの地下の食品売り場は並んでいるものをあれこれみているだけで楽しい。ほどよく異質だと何かなんだかわからないが、適度に日本と共通しているバランスが絶妙なので、インスタントラーメンだとか、お菓子類、あとソフトドリンクなどついついいろいろなものを買ってしまったりする訳だ。
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台湾の食い物 #8

2006年07月07日 23時15分48秒 | 台湾のあれこれ
 これも昨日と同じ台北駅付近で牛肉麺を食べた店で注文した餃子。日本的は餃子といえば焼き餃子だが、台湾たど水餃子とかそういうものが多く、焼き餃子はやはり東京式などといって、いわゆる餃子とは別カテゴリーで扱われているように感じた。これも日本で食べる餃子と、ほとんど同じような味でなんの違和感もなく食べられるという感じであった。ちなみに写真ではわからないが、この写真の餃子はほとんど日本の2倍はあろうかという巨大なもので、それが日本の餃子の倍の数が皿に盛られているという太っ腹なものである。
 この写真を見ると、店の片隅で数人の家族と思われる老若男女が一丸となって、鬼のような勢いで餃子を包んでいる光景を思い出す。
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台湾の食い物 #7

2006年07月06日 23時14分49秒 | 台湾のあれこれ
 「台湾はある意味で中華そばの本場なのだからさぞやうまいラーメンがあるのではないか?」などと、そのとおりなのか、はずしまくっているのか、よくわからないことをいう人もいるのだけれど、日本で食するようなラーメンは台湾ではあまりみない。台湾のラーメンというと、醤油系の牛肉麺と塩味系の担仔麺があるが、少なくとも日本のラーメンのような複数のだしが複雑な味わい織りなすようなものでは全くない。

 この写真は台北駅付近の店で食べた牛肉麺である。日本人が牛肉麺を食べると味がシンプル過ぎて、今一歩味わい深さに欠けるような気がするのだが、これはなかなか旨かった。ちなみに左上に見える高菜の漬け物みたいなものは、薬味でこれをラーメンに入れて食す訳だが、これに固形のラー油がちょこっと入れて食べると、台湾らしい風味になる。ついでにいえば、日本で食べるようなラーメンは台湾では東京式という名で存在し、私が台湾によくいった頃はどこも満員であった。
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ディープ・パープル/ライブ・イン・ジャパンの研究<3>

2006年07月05日 23時30分07秒 | ROCK-POP
 こちらはオリジナルの「ライブ・イン・ジャパン」に収録された8月15日のおなじみの演奏。どうでもいいことだか、このディスクにはオリジナルにはスタートより数秒早く始まり、これまで聴いたことがないチューニング風景が数秒間とはいえ収録されているのはファンとしてはうれしいところだ。

 「なんでぇ、結局日本だろうが、どこだろうが、オレ達いけるじゃん」みたいな感じ、前日ですっかり感じをつかんだのか、前日とはうってかわってパワー全開、ドライブ感あふれる演奏になっている。なにしろ、冒頭のチューニングも早めの手数の多いフレーズが繰り出しているあたりでもわかる。イントロのペイスも一音一音の音がデカイし、ブラックモアもいきなり音をぶっちぎっているという感じでレッドゾーンぶりである。ロードのオルガンもよく歌いよどみないフレージングを展開、途中転調あするあたりでもテンションを下げずに一気に弾ききっている感じなのがいい。ロードのオルガン・ソロもそうだが、続くブラックモアのソロはもはやロックのスタンダード・ヴォキャブリーとでもなっているようなもので、後半のギラギラ・フレーズなどはジェフ・ベックなどとは違った意味で、ロックの見本のようなものになっている。ちなみにこの部分でペイスが気を敏に反応しているのも、このパフォーマンスの桁外れなドライブ感の絶妙な隠し味となっている。ちなみに好不調の激しいギランだが、ここでは終始絶好調。随所で聞ける「雄叫び」もばっちりと決まっている。

 という訳で、やはりこの演奏はサイコーではある。なにしろもう35年もこれになじんでしまっているのだから、この演奏がスタンダートとしてすり込まれてしまったということも無視できないが、翌日の演奏はこれよりさらにすさまじいテンションに達しているものの、いささか雑なところが散見してしまっているため、やはり全体のバランスとしてはこの演奏がベストだったことが分かるのである。
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夏風邪か

2006年07月04日 21時14分26秒 | others
 どうも、日曜から夏(梅雨)風邪を引いたらしく、体調が絶不良だ。熱はないようなのだが、のどが痛い、ハナが出るといった初期症状に加え、昨夜あたりからはいよいよ咳が頻繁に出始めた、頭はいたいは、ぼーっとするは、「こりゃ、いかん」ということで、本日は仕事を休んでしまった。別段仕事に出ていけばいけないこともないのだが、今週はこの炎天下で県内のいたるところほっつき歩いて、喉を酷使する講演やって....といういようなスケジュールが過密に組まれているのて、ひとまず休んでおこうという訳。まぁ、半分ずる休みである。

 という訳で、寝込むほどでもなく、その寸前くらいなので、さっきからぼやっとソファにすわっていたり、音楽聴いたり、ブログを書きかけたりしているのだけど、子供の頃からもう何度も思っていることではあるが、身体の具合が悪くなると、音楽を聴いても、ゲームをやりかけても、ちっともおもろしくないし、ほとんどアクティブな気持ちが減衰してしまうのがよくわかる。みんなんで、ぼんやりと無駄な時間を過ごすのは実に不毛だ。やはり健康が一番だす。
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ディープ・パープル/ライブ・イン・ジャパンの研究<2>

2006年07月03日 23時28分52秒 | ROCK-POP
んな訳で「ライブ・イン・ジャパンの研究」の本編。研究....などとはいっても、基本的には三日間の演奏をざっくりと聴きくらべるって程度のものなので、そのあたりはあらかじめご了承を....。まずは、当然といえば当然のごとく「ハイウェイ・スター」、今夜は初日の演奏である8月15日のはパフォーマンスから。

 日本初日の演奏せいなのか、なんとなく日本という異郷の地のオーディエンスを目の前にして、どこなく手探りというか、パワー全開というよりは八分の力でさらりと演奏しているという感じ。メンバー達も「日本の連中はオレ達の曲をどのくらいわかってんのかな?」という猜疑心でもあったのかもしれない(笑)、とりとめないチューニングから、ペイスのイントロなど後日の演奏と比べると、明らかにおずおずと開始しているのがよく分かるし、イントロの最後でジャーンといくところも、心底炸裂していない感じである。ソロもほとんど手癖でのみに終始してるロードなども、そうした様子見感がよく出ていると思う。また、ギランもコーダでは例の雄叫びがないのはちょいと寂しいところ。それに比べれると、ブラックモアのギターは前半はアーミングで音をこねくり回しているだけだが、後半ではかなり高潮して、大きく盛り上がるのはさすがというぺきだろう。

 とはいえ、この時期といえば、メンバー間のテンションがバンド史上最高潮に達していた時期ではあるので、客観的にみれぱ、これはこれで非常に優秀な演奏ではあるのは間違いない。少なくとも「マシンヘッド」直後のライブなどに比べれば、数段優れているだろう。問題なのは、我々がこの翌日に演奏したのもっと凄いパフォーマンスを既に知ってしまっている....ということなのかもしれない。
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ブラームス交響曲第1番/セル&クリーブランド管弦楽団

2006年07月02日 22時08分17秒 | ブラームス
 5月に注文してあったジョージ・セルのブラームス全集がやっと届いた。全集といっても単売のものを3枚なのだが、どうも中の一枚が揃わなかったらしく、一ヶ月半近くたってやっと届いたものである。セルのブラームスはアナログ盤時代から、おそらく全部聴いていたハズだが、ブラームス的なベトベトしたところを割ときれいさっぱり削ぎおとした演奏というイメージを受けたせいか、個人的にはそれほど印象に残らなかったのだが、最近とみにセルの降った演奏が好みに合うようになってので、とりあえず今聴いたら、どんな印象を受けるだろうと注文した訳である。

 さて、この一番だけれど全集の中では一番違和感のあった演奏だったと思う。とにかく冒頭の異常な早さを筆頭に、全体にアンサンブルを締め過ぎて、第一番特有の鬱蒼とした森みたいなオーケストレーションの魅力が後退していると感じものだ。今回改めて聴いてみると、冒頭のテンポはやはりちと早すぎると思うが、5月にドラティやマッケラスを聴いていたせいか、こちらのりこだわりが後退したせいなのか、ともあれさほど違和感は感じなかった。当時はこういうひたすら筋肉質で、各声部がくっきりと分かれて聴こえるブラームスというのは、もう「違和感あるのみ」という感じだったのだが、こういうブライチもありだろうなぁと素直に思う。

 あと感じるのは、セルの演奏って、一般的には冷たいとか合理主義とかいわれているようだけれど、今聴くと十分ホットな演奏だということ。これはセルとゼルキンの組んだピアノ協奏曲の時も感じたんだけど、テンポはあんまりゆらしていないけれど、時にフォルテでガツンと来るところの落差感だとか、第一楽章の展開部でのうねりとか最終楽章での高揚感など、やはり良い意味で「戦前のスタイル」を感じさせずにはおかないところが、なんとも聴き応えありました。
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