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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
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JOE SAMPLE / The Pecan Tree

2006年07月12日 23時11分04秒 | JAZZ-Fusion
 確か4年くらい前に出たジョー・サンプルのアルバム。この時期のサンプルはレイラ・ハザウェイをフィーチャーした作品だとか、セルフ・カバー・アルバムとかを出していて、なんていうか、ある意味過渡期を感じさせた時期だったように思うんだけど、このアルバムもそうした流れで、R&B畑のハワード・ヒュイットやリズ・ライト(どちらも詳しくは知らず)を迎え、ヴォーカル曲が4つも収録されていたあたりが、話題になっていたように思う。

 個人的に、ジョー・サンプルというと洗練されたピアノのフレージングが好きだったし、音楽はなんでも聴く方ではあるが、R&Bというのはあまり積極的に聴きたいジャンルでもないので、結局レイラ・ハザウェイとのアルバムは聴かずじまいだったし、このアルバムもけっこう「濃い」ヴォーカルが随所にきこえてくるので、ジョー・サンプルのアルバムとしてはあまり楽しめなかったような記憶がある。じゃぁ、なんでそんなアルバムを聴いていのかというと、気まぐれというより、友人がやる(らしい)和食料理の店でのBGMを頼まれたからなのである。キーワードは「スムース・ジャズ」なんだそうな。それであれこれ思いめぐらせたいたところで、思いついた音楽のひとつがこれ....という訳なのである。

 ちなみに私の感覚するとこのアルバムは、前述のとおりジョー・サンプルにしてはR&B色が強すぎて、少々泥臭すぎて「らしくない」ところがあると思う。個人的にはおしゃれなところで飯を食うなら、音楽は「スペルバウンド」とか「インビテーション」あたりが鳴っていてほしい。しかし、今の感覚するとわたしが少々泥臭いたと感じた、こういうセンスこそが、むしろおしゃれでモダンな和食料理店にはあったりするのではないか?などと考えたという次第なのだが、どうだろうか、やっぱセンス悪いかな。
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