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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

ELDISSA / What a Difference...

2006年07月13日 23時35分46秒 | Jobim+Bossa
  去年は7月に入ると、すぐさま当ブログ上で「サマー・ミュージック特集」みたいなことを始めた訳だけれど、今年ももちろんその続きをやるつもりで、あれこれ考えていた。ただ、なんとなく7月に入ってもなんとなく夏とかいう感じがせず、そういうしているうちにこっちが風邪をひいたりしたりで、なんとなく時期を逸してしまい。こうなったら、梅雨明けと同時に始めようなどと思ってたりもしていたんだけど、さっき部屋を出たらあまりに暑いので、なんとなはなしに温度計をみたら30度近い!、これはなにげに熱帯夜ではないか。そういえば、今日の昼など私は県内をほとんど縦断するいきおいで、講演のかけもちみたいなことをしていたのだが、どのくらい汗をかき、その都度、最寄りのドトールでアイス・コーヒーを飲んだことか。いゃ、梅雨明けなんぞという儀式は関係なく、既に夏本番だったのだ。

 という訳でサマー・ミュージックの予告編として、こんなを聴いている。エルディッサと読むのかな。70年代後半~80年代前半の懐メロ・ポップスをボサ・ノバ風なアレンジで演奏しているバンドである。なんかCMにも使われたりしているらしいし、曲目がいかにもいかにもなので、ひょっとすると「日本発の洋楽」として作られたプロジェクトなのかもしれない。そのいかにもいかにもな曲目を拾ってみると、Stayin' Alive(ピージーズ) 、Fame(例の映画)、Gimme! Gimme! Gimme!(アバ) 、Fantasy (もちEW&F)なんてところだ。音楽はアコギ2本+薄い打ち込みリズム+ソウル系女性ヴォーカルといったところで、一応、ありがちフュージョン系のボッサではなくて、本場系のサウンドを踏襲しているあたり、嫌いな言葉だが「癒し」を求めるリスナーの需要を見越した、いかにも今風な音というべきにのかもしれない。個人的にはヴォーカルがもうこういう歌い上げ系じゃなくて、羽毛のように軽いアンニュイな女性ヴォーカルだったら、もう少しよかったと思った。ついでにいえば、こういうさりげなさは、私のようなオッサンには低カロリー過ぎ、薄味過ぎて、ちょいと歯ごたえがないと感じでしまう。
コメント
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