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TOHSHIBA SD-580D (DVDプレイヤー)

2007年12月30日 23時46分47秒 | PC+AUDIO
 液晶テレビの広大な画面で見るPCのデスクトップは壮観である。PCの画面は基本静止画像だから当然といえば当然かもしれないのだが、そのすっきりとクリア表示もなかなか素晴らしいものがある。一方、DVDの画像はかなりノイズが目立つ、これまで「DVDという器の実現できる画質は十分に良質」とばかり思いこんできたが、決してそうでないことが、今回の液晶テレビ購入ではっきり分かったといったところか。そこで気になるのがHDMI接続である。HDMIというのは画像と音声の両方をケーブル1本でデジタル転送できる新しい規格で、このところ急速に広まっているらしいけれど、今日もちょこまかとセッティングしつつ、あれこれとDVDを観ていると、とにかく暗めのステージを記録した音楽DVDだと、ブロック、滲みといったノイズがひどいのだ。ところがネットで調べてみると、HDMI接続して、画像をアップコンバートした状態で転送させるとかなりそのあたり緩和されるらしい、ならぱ是非DVDをHDMIで接続して観てみたいと思い始めたという訳だ。

 さて、現在は年末特有の物欲解放のイケイケ状態にはあるものの(笑)、さすがに20万からの液晶テレビを購入した直後に、またぞろ10万とかのDVDプレイヤーを買うのもはばかられたので、いろいろ調べてみたところ、パイオニアのDV600AVとみつけたのがこの機種だ。どちらもHDMI端子付きでアップコンバートで転送ができて、1万~1万5千円といったところなのがそそられる。私が今使っているDVDプレイヤーはパイオニアのDV578Aという安物で、これももう何年も使っているから、そろそろリプレースするのも悪くあるまいと自分にいいきかせて(笑)、夕方頃から、市内の電気や巡りを始めたところ、本命のパイオニアの方はどこも在庫がなかったのだが、こちらの機種は在庫があったので、購入してきた。実はこの機種、途中でとまる、ディスク認識しない....など、ネットでも評判がよくないのだが、「まぁ、いいや」とばかりにノリで購入してしまった。なにしろ買うと3,4千円するHDMIケーブルが同梱されて、1万ちょいだから激安である。

 さて、自宅に帰ってさっそくHDMIで接続してDVDをみたところ、確かに効果は歴然である。滲みは激減、ブロックノイズもかなり緩和されて、あまり画質のよろしくないDVDでもなんとか見やすい状態にしてくれるという感じだ。デジタル転送やアップコンバートといった手法は、実は高級機種より本機のような安い機種の方にこそメリットがあるというのはオーディオの世界では散々体験してきたことだが、ヴィジィアルの方でも全く同じだったというところか。
 ところでこの異様に安いDVDプレイヤーだが、ディスプレイは四ケタの数字のみで、レジューム機能なしと、機能も最低限だが、貧相なセッティング画面などみるにつけ、どうも純東芝産ではなく、激安ショップなどで売っている中国製のプレイヤーのOEM販売のような気がするのだが、どうだろうか。ともあれ、これでDVDの方もなんといい感じでみれるようになった。私にはこれで十分である。

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