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SONY Clie PEG-NX80V (PDA) + AH-H403C(PHS Card)

2006年02月16日 23時13分13秒 | PC+AUDIO
 PDAという機械は、これまでPalmrを数台、初代Mobile Gea、そしてこのClieと思い返すと、けっこういろいろ買っているが、どれをとっても痒いところに手が届かないというか、あまりにマニアックだったり、性能に限界がありまくりだったりして、満足とはほど遠いものばかりだった。おそらくPDAの本来の目的はもっと違ったのだろうが、近年のPDAの目指すところはほぼ「モバイルノートより小さい携帯パソコン」という位置付けに落ち着いてきていて、のっかるOSやハードもほぼその通り流れのってヴァージョン・アップを重ねていっているのが現状だと思う。

 PDAは、サイズの物理的制約→入力デバイスが極端に貧弱+大きなバッテリーを積めないので→入力効率が悪い+駆動時間が短い→駆動時間を伸ばすため本来であればハードディスクであるべき記憶媒体が、多くの場合メモりに代用される→OSやアプリケーションは小さなサイズを要求されるので機能が貧弱....といった様々な制約があるので、よほどの発想の転換とか、技術革新でもない限り、これらを一挙に解決するようなPDAは出にくいのだろうと思う。たまにネット上で大絶賛されたりした機種でも、実際、使ってみると、マニアックな楽しみはあっても、個人的には満足にはほど遠いのが実情だ。しかも、近年は携帯電話という、まさしく携帯と呼ぶに相応しい端末がPDAの守備範囲とクロスする形で爆発的に普及してきたので、片手で操作しにくいPDAはサイズ的にも、中途半端なものなってきて、存在意義みたいなものが一気に薄くなってもいるのではないだろうか。

 こんな状況下では、結局PDAの残された道は、携帯より大きな情報量が表示できるディスプレイ+少なくとも携帯よりは入力しやすいデバイスで、よりパソコンに近づいた機能を実現するしか残された道はないのではないか。調度2年前の今頃に購入したクリエは、そんな意味で製品のコンセプトがぴったりとその方向にフォーカスしていて、私は久々に購入意欲を刺激されたPDAだった。二つ折りのデザインにキーボードをドッキングさせるというのはいかにもソニーらしいコンセプトだったし、「なんかとか出来る」とかいう次元ではなく、インターネット接続が前提になったアプリケーション構成は、「おぉ、これだこれだ」と言う感じがしたものだ。実際に使ってみると、実は不満続出だったりしたのだが、こうしてまがりなりも、この2年間使い続けたところを見ると、それなりの使い勝手があったということなのだろう....

....などと書きつつ、実はこの機種今日で使い収めとなった。何故かといえば、本日、ほとんど衝動的にシャープのW-Zero3というスマートフォンを購入してきたしまったからなのである(続く)。

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