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コペンハーゲン・ジャスハウスでライブをデビュウ作をとして出したデンマークのジャズ・ピアニスト、ピーター・ローゼンタルの2作目です。デビュウ作はこのブログを始めたばかりの頃、つまり2年前の今頃レビュウした訳ですが、実はこちらの作品もほぼ時を同じく購入してあって、いつかレビュウしようと思いつつ、2年が経過してしまったという訳です。うーん、歳をとると、なんとも年月経つのが早い。あの時のデビュウ作なんか、ほんのちょっと前に聴いたような気がするんですが....(その割に内容忘れてたりしますが-笑)。
さて、内容的にはデビュウ作はほぼ延長線上です。ヨーロッパ系のピアニストらしい透明感と温度の低いロマンティックさをベースに、オーソドックスな王道ピアノ・トリオ風味も随所に顔を出すといったスタイルで、いうなればヨーロッパとアメリカのハイブリット路線といったところ。ただし、前作では割とそのあたりの要素がくっきりと分かれてしまっていたようなところがありしたけど、今回はスタジオ録音ということも幸いしたのが、両者がほどよくミックスされて、ECMでもブルーノートでもないという、けっこうユニークな音楽スタイルになってきているような感じがしました。
ちなみに本作でもスタンダードは2曲、残りは全てオリジナルですが、本作ではどちらかといえばスタンダード作品はヨーロッパっぽく編曲し、オリジナルでは米国産ジャズに近づいているような感じです。とりあえずフュージョン的なリズムをベースのアウト気味にピアノ・ソロを展開していく2曲目のThe Mothのカッコ良さが印象的だったかな。なお、ベースは今回もマッズ・ビンディングです。この人の弾力あるベースのおかげでアルバムの仕上がりがずいぶん締まったというか、ワンランク上の風格のようなものを感じさせるのもまたポイント高いです。
さて、内容的にはデビュウ作はほぼ延長線上です。ヨーロッパ系のピアニストらしい透明感と温度の低いロマンティックさをベースに、オーソドックスな王道ピアノ・トリオ風味も随所に顔を出すといったスタイルで、いうなればヨーロッパとアメリカのハイブリット路線といったところ。ただし、前作では割とそのあたりの要素がくっきりと分かれてしまっていたようなところがありしたけど、今回はスタジオ録音ということも幸いしたのが、両者がほどよくミックスされて、ECMでもブルーノートでもないという、けっこうユニークな音楽スタイルになってきているような感じがしました。
ちなみに本作でもスタンダードは2曲、残りは全てオリジナルですが、本作ではどちらかといえばスタンダード作品はヨーロッパっぽく編曲し、オリジナルでは米国産ジャズに近づいているような感じです。とりあえずフュージョン的なリズムをベースのアウト気味にピアノ・ソロを展開していく2曲目のThe Mothのカッコ良さが印象的だったかな。なお、ベースは今回もマッズ・ビンディングです。この人の弾力あるベースのおかげでアルバムの仕上がりがずいぶん締まったというか、ワンランク上の風格のようなものを感じさせるのもまたポイント高いです。
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