しばらく前に取り上げたビクターのA-X1000の次に購入したのが確かこれ。91年くらいだったと思いますが、定価24万でA-X1000のほぼ倍、買値でも20万ちょっと切ったくらいでしましたから、当時としてはけっこう大きな買い物でした。ビクターから何故ヤマハにいったのかといえば、このアンプに先行して購入したCDX1000というCDプレイヤーの音がとても好きだったということに尽きます。それまで使っていたソニーのCDプレイヤーはこれといって特徴がない音だったように思いますが、CDX1000はいかにもヤマハらしい繊細で透明感の高い、明るい音に一聴して魅了されたからです。なので、「もし、この後、アンプを買い直すとしたもう絶対ヤマハしかない」とか思っていたワケですね。
購入してきた時は、音以前に外装の高級感と28kgという重さに驚きましたね。ぴかぴか光ったサイドウッドに、つや消しのシルバーのパネル、いかにみパーツがぎっしりつ詰まってますという重量と、もう音を聴く前から購入した満足感みたいなものがあったのは、さすがに高級機故のことだったんでしょう。
もちろん、音の方はCDX1000と同系統の繊細さ、透明感、切れみたいなところを全面に出したいかにもヤハマ的な音で(ヤマハ・ビューティーとかいう人もいた)、数年間、ビクターのアンプのねちっこい音をずっと聴いていた反動もあったとは思いますが、まるで霧が晴れたような明るい音が部屋に広かった時は、おぉ、これだこれだという感じで実にうれしくなりました。もちろん、低音のパワー感も十分で非常にタイトに締まった低音はスポーティーな美しさがあったように記憶しています。
あと、このアンプでおもしろかったのはけっこう良質なDAコンバータを内蔵していた点。デジアナの入力端子がやたらと多く、コントロール・センターとしての機能が充実していたせいもあって、CDX1000のアナログ/デジタルの音の違いを楽しんだり(あんまし変わらなかったが-笑)、安物のLDプレイヤーの音がデジタル・アウトして、アンプのDAコンバータで再生したら劇的に音が良くなったりして、次々にデジタル・アウトに以降していったのは、他のアンプにはないプロセスでしたね。
そういうワケでこのアンプは、ほとんど購入直後から調子が悪くなってアキュフェーズの中古に切り替えるまで満足できました。私が購入したプリメイン・アンプではもっとも愛用したアンプといえます。ちなみに、このアンプ友人宅で現在も元気に動いているようです。
購入してきた時は、音以前に外装の高級感と28kgという重さに驚きましたね。ぴかぴか光ったサイドウッドに、つや消しのシルバーのパネル、いかにみパーツがぎっしりつ詰まってますという重量と、もう音を聴く前から購入した満足感みたいなものがあったのは、さすがに高級機故のことだったんでしょう。
もちろん、音の方はCDX1000と同系統の繊細さ、透明感、切れみたいなところを全面に出したいかにもヤハマ的な音で(ヤマハ・ビューティーとかいう人もいた)、数年間、ビクターのアンプのねちっこい音をずっと聴いていた反動もあったとは思いますが、まるで霧が晴れたような明るい音が部屋に広かった時は、おぉ、これだこれだという感じで実にうれしくなりました。もちろん、低音のパワー感も十分で非常にタイトに締まった低音はスポーティーな美しさがあったように記憶しています。
あと、このアンプでおもしろかったのはけっこう良質なDAコンバータを内蔵していた点。デジアナの入力端子がやたらと多く、コントロール・センターとしての機能が充実していたせいもあって、CDX1000のアナログ/デジタルの音の違いを楽しんだり(あんまし変わらなかったが-笑)、安物のLDプレイヤーの音がデジタル・アウトして、アンプのDAコンバータで再生したら劇的に音が良くなったりして、次々にデジタル・アウトに以降していったのは、他のアンプにはないプロセスでしたね。
そういうワケでこのアンプは、ほとんど購入直後から調子が悪くなってアキュフェーズの中古に切り替えるまで満足できました。私が購入したプリメイン・アンプではもっとも愛用したアンプといえます。ちなみに、このアンプ友人宅で現在も元気に動いているようです。
私もヤマハの繊細な響きが好きでC2a + B5がお蔵入りしたのをきっかけに中古で入手しましたがとてもいい買い物でした。
AX-2000AになってDAコンバータが外されているようですよ。
私もヤマハの繊細な響きが好きでC2a + B5がお蔵入りしたのをきっかけに中古で入手しましたがとてもいい買い物でした。
AX-2000AになってDAコンバータが外されているようですよ。