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鳩山代表がどんな昼食しようと関係ないが

2009年09月10日 23時25分34秒 | others
 某巨大匿名掲示板軍でけっこう伸びているスレに、『【政治】 民主・鳩山代表、「一番安いランチでも1万円」の高級店で昼食…でも、マスコミはスルー?』というのがある。鳩山代表が最低予算一万円以上の高級日本料理店で昼食をとっていたことが判明したことからちょっとした騒ぎになっているようだ。中には「こいつも所詮ブルジョアじゃん」みたいないわゆる庶民感情に基づいた書き込みもあるのだが、おそらく本筋は「マスコミは麻生がバーに行ったら大騒ぎして、鳩山には何故黙っている」というものだろう。

 これについての個人的な意見を云わせてもらえば、高官や要職にある人達がどんな場所でどれほどの高い物を食おうが、それに文句つける気などさらさらない。むしろ、そういう人達は借金してでもそうした高級店に行ってもらって、多少なりとも内需拡大に貢献してもらいたいと思うくらいだ。そもそも高級店、高級品とはそういう人のためにあるものではないのか。それを「オレが何百円の昼飯くってるのにコイツらは....」というのは感情論としては分かるけれど、あんまり行きすぎると、すべからく「全てを平等に分け与えろ」みたいなヒステリックな原理主義なものになりかねない。そもそもこういう平等思想みたいなものを社会にシステムとして組み込んで、「人という生き物」がうまくいかなったことは既に歴史が証明しているではないか。

 おっと、話が横にそれた。先日、私は「民主党圧勝」のところで『夜どこで飯食ってそれがいくらだのといった些末な次元の問題や、言葉尻をあげつらってブレたブレたとうれしそうに取り上げていた、愚劣なテレビのワイドショーだのなんだので、是非とも大々的にとりあげていただきたいものである。建前にせよ、なんにせよ公正中立を謳い、不平等を糾弾するマスコミならば、そうするのが筋というもんだろう。』なんて、ずいぶんと偉そうに書いたけれど、今回の件などその公正中立、不平等という観点からすれば、まさに取り上げるに足る格好のネタとはいえまいか。

 ところが、某ニュースに出てきたのは、それとは別の『都内で映画「サマーウォーズ」を鑑賞。夫人と映画を見たあとは、「モスバーガー」で夕食を買った。連立協議の難航は、よほどの心労だったのか、つかぬ間の息抜きを楽しんだ。』というものだ。ずいぶんと同情的で好意的である。まさにお里が知れるとはこのことであろう。私はそういうマスコミの二枚舌に大きな違和感を覚えてしかたがない。
コメント (3)
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